憂国の花束

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第2回、第3回、安定的な皇位継承策を議論する有識者会議

2021-04-22 20:08:50 | 皇位継承
国民の眼が眞子内親王と小室に釘付けになっている間に、安定的な皇位継承策を議論する有識者会議は粛々と会を重ねています。

第2回は小室文書が公表された4月8日に行われましたが、小室文書のインパクトが強くネットでは有識者会議のニュースはほぼスルーされてしまいました。
第2回の会合の参加者は櫻井よしこさんはじめ、男系男子派のかたがた。
このため、小室の文書公開をこの日にぶつけて来たというコメントもネットにはチラホラ出ていましたがミヤネ屋等では
「加地皇嗣職大夫は(小室代理人の)弁護士から相談を受け、公表の時期や方法についてすり合わせ、文書を公表した。」
と報じていましたので、意図的に4月8日が選ばれた可能性も否定できませんね。

櫻井よしこ氏「男系男子維持」 皇位継承有識者会議が意見聴取 
産経新聞 2021.4.8 20:57 

政府は8日、安定的な皇位継承策を議論する有識者会議(座長・清家篤前慶応義塾長)の第2回会合を首相官邸で開き、ジャーナリストの櫻井よしこ氏や麗澤大の八木秀次教授(憲法学)ら専門家5人から意見を聴いた。明確に女系の皇位継承を容認する考えは出ず、旧宮家の男系男子の養子縁組や、男系女子の皇位継承を認める意見などが出た。

 ヒアリングを行ったのは櫻井、八木両氏に加え、ジャーナリストの岩井克己氏、皇学館大の新田均教授(神道学)、慶応大の笠原英彦教授(日本政治史)の計5人。最終的に20人程度の専門家からの意見聴取を想定している。

ヒアリングでは、櫻井氏が男系男子のみに皇位継承を認める現行制度について「これを守っていくことが皇室に対する国民の求心力を維持する方法だ」と主張し、八木、新田両氏も男系男子のみに皇位継承を認めるべきとした。笠原氏は男系女子の継承も認めるべきとしたが、皇位継承順位は男系男子を優先すべきとの見解を示した。
 旧宮家の男系男子に関しては、岩井氏を除く4氏が皇籍取得を認めるべきとした。櫻井氏は「最も現実的な方法だ」として養子縁組を主張。新田氏は養子縁組と皇籍復帰のいずれも認める考えを示した。
 岩井氏は皇位継承権を伴わない「内親王家」の創設を求め、「潜在的な継承候補者という形で関わりを持っていただくわけにはいかないだろうか」と述べた。


櫻井よしこさま、素敵です。
私は、よしこさまがニュースキャスターをされていたころから、ずっとファンでした。
番組の出演を終えた最後「では、みなさま、ごきげんよう。」と艶然と微笑まれたよしこさまの御顔が眼に焼き付いています。
でも、よしこさまのご意見でも、旧宮家男子養子は反対。笑。

第2回、第3回安定的な皇位継承策を議論する有識者会議 (2)

2021-04-22 20:04:06 | 皇位継承
4月8日、小室が28ページの小室文書を公表した日、第2回安定的な皇位継承策を議論する有識者会議 の会合が開かれ、男系男子派の方々がそれぞれの立場から意見を述べた。
4月21日、第3回安定的な皇位継承策を議論する有識者会議 の会合が開かれ、主に女系天皇派の方々が意見を述べられたようです。

皇位継承 女系容認で意見分かれる 有識者会議ヒアリング
産経新聞 2021.4.21 20:11 

政府は21日、安定的な皇位継承策を議論する有識者会議(座長・清家篤前慶応義塾長)の第3回会合を首相官邸で開いた。女性天皇、女性皇族が婚姻後も皇室にとどまる「女性宮家」の創設、母方にのみ天皇の血筋を引く女系への皇位継承資格の拡大などについて意見を聞いた。
 
ヒアリングは、国際日本文化研究センターの今谷明名誉教授(日本中世史)、京都産業大の所功名誉教授(日本法制文化史)、日大の古川隆久教授(日本近現代史)、東大史料編纂(へんさん)所の本郷恵子所長(日本中世史)の4人に個別に約30分ずつ行った。
 女系への皇位継承資格の拡大には古川、本郷両氏が賛成し、所氏は慎重な立場を示した。今谷氏は態度を明らかにしなかった。

古川氏は「女性天皇、女系天皇に対する国民の支持率は極めて高い」と主張した。本郷氏は女性皇族に皇位継承資格を認めた場合、男性皇族と同じ条件で処遇するのが論理的に正しいとし、「女系への拡大は当然であろう」と結論付けた。
 今谷氏は「女系に変えていくのは非常に困難な問題もある。国民の議論も足りない」と指摘。所氏は「今の段階で女系にまで拡大すれば、不安や混乱を招く恐れがある」と語った。

以上は産経新聞だが、共同通信社の記事は産経新聞の記事とニュアンスが違う。

女性天皇の容認論が多数 皇位継承策の専門家聴取
4/21 19:40(共同通信) 
政府は21日、安定的な皇位継承策を議論する有識者会議(座長・清家篤前慶応義塾長)の第3回会合を開き、歴史の専門家ら4人からヒアリングを実施した。女性天皇を認めるべきだとの意見が多数出たほか、女性皇族が結婚後も皇室に残る「女性宮家」の創設を求める声も上がった。

 今谷明・国際日本文化研究センター名誉教授(日本中世史)は女性宮家に関し「早く創設しなければならない」とした。父方が天皇の血筋を引く男系の男子に限定する継承資格を、女系や男系女子に広げるかどうかの結論を出すのは時期尚早とした。
 古川隆久・日大教授(日本近現代史)は、母方に血筋がある女系天皇に賛成した。

産経新聞は「女性宮家」について意見を求めた。とのみ書き、参加者がどう答えたかについては伝えていない。
共同通信は、女系、男系女子には慎重派の今谷明氏が「(女性宮家は)早く創設しなければならない。」という意見の持ち主であることを伝えている。


女系天皇なんて、名前だけは天皇ですが、それは我々の祖先の祖先達が天皇を天皇と認めた根拠によって認めた天皇ではない。
ジェンダーとか男女同権とか、西洋渡りの思想を根拠として天皇を認めるのなら、それはもう、我々の祖先達とは関わりの無い天皇であり、祖先が生きて此処に至った歴史を共に生きた天皇ではない。
女系天皇派は日本の歴史が嫌いなのかな?