横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

ほめられての「2回目」。

2022-12-03 18:30:36 | 発達や学習が心配
いよいよ12月!

・・・寒さとともにだんだん実感が湧いてきました!

先月から学校や園で「保護者面談」が行われているところもぼちぼち。

「~ができるようになりました。」

「~に向上がみられます。」

「友達と仲良くやってます。」

のようなうれしい話があるかもしれないし、一方

「漢字が書けていません。」

「宿題があまり提出されていません。」

「友達と言い合いにあることがあります。」

なんて気分が、しちゃう話も。

もう少し具体的に考えて例えば、

「友達の話を遮って自分のことを話してしまう」

のようなことがあった場合、おそらく、自分の言いたいことが浮かんだときに

言ってしまわないと、記憶が薄れて、何を言いたかったが忘れてしまう、とか

相手の長い話に付き合う忍耐力が伴わないとか

相手の言うことが難しくて理解しにくく、いったん止まってもらうために

遮るためとか

いろんな理由がありそうです。

だから

「家で説教。」

は、あまり効果がない(?)気がします。

そこで

「自分の言いたいことは、(忘れないうちに)合言葉でメモをして」

〇それは、備時間が間に合わないと思う。(「じゅん・まに」)

「いったん、話しをまとめてもらえないか相手にお願いする」

・・・のような「対策・対応」を考えて

練習してみる。

練習なら、家庭でもできそうです。

・・・実際は、もっと複雑で大変なこともあると思いますが、

対策を立て、練習をして、いざ、実行!

となるとなかなかうまくいかず、

「せっかく練習したのに!!」のように本人も周りも思ってしまいます。

人間は、生き物で、しかも発展途上の「子ども」なら

はじめはうまくいかなくて、当然、1回でもできたら

うまくできて(ほめられて)の「2回目」があるのでは?


そんなスタンスでいた方がかえって、子どもも気持ちが楽になり、

対策を試してみようかな、という気持ちになるのでは、と思います。

そして、ゴールは、「100%」ではなく、

今より「2割増し」

もし、それ以上によい結果がでたら・・・ですね💛

これは、生活面でも、学習面でもそうかな、と思います。

「効果」がでたかどうかは、現状をなんとか「数値化」してみるとよいと思います。

例えば・・・

先ほどの例でいえば、「友達の話を遮るのが、1日に5回」あったとして

対策の後、2割引きで「4回(またはそれ以下)」になり、

また4回の2割引きで「2~3回」に減り、

メモをとったり、上手なお願いができることが

「0回」から「1回・・・」と増えていけばいいわけで・・・。



どら焼きの中は?



こんな感じ。

そうは言ってもなかなか難しかったり、またうまくいっても

戻ったように感じたり・・・。

人間の心は定規で測ったようにはいきません。

でも、対策とって数か月たったころ、

このごろなんだか落ち着いてきたね・・・ということは

たくさん私も経験しています。

面談でいろいろあっても、

一つひとつ(一遍に全部ではなく)

少しずつ少しずつ

対策と練習をしていけたら、

そのためのお手伝いができたら・・・と思っています。


最近「体調」に対して心の調子を言う言葉って何かな?と考えて

「心調(しんちょう)」ってどうかな?と思いつきました。

「しんちょう」は同音のことばが多いから難しいかな???


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