横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

限界突破しなくていい。

2021-03-11 19:44:42 | 発達や学習が心配
年度末が近づくと、

ついつい、「今年度中にあれもこれも」と思ってしまいます・・・。

私もです。

ここのところちょっと自覚ありです。




子どもはとても素直で、

「もう少しやってみる?」と訊くと

だいたい

「うん。」という返事がきます。

ところが、とっても「素直な」子どもほど実は無理してしまうんです!

無理が重なると、結局今までできてきたこともできなくなってしまう・・・

同じ子どもと思えないほどパフォーマンスが落ちてしまうことがあります。

もぞもぞ そわそわしてきたら

そろそろ「切り替え」どきです。

子ども自身は気づいていなくても周りの大人が気づけるとよいです。

大人も子どもも「限界突破」はしなくてよいのでは、と思うこのごろです。

たとえば「集中力を高めよう」と思わなくても、

学習のパターンを作ってそれに慣れてきて

だんだんペースがつかめてくると

いつも間にか(結果として)集中時間が長くなっている、ということが

自然に起こってくるのでは?




自然光だとプリントが見やすい子どものためにライトを変えてみました。

自分で光の量や色合いを変えることができます。



10年前の今日

小学校の教員でした。

クラブ活動の時間で水槽から水があふれそうになったのを覚えています。

そして、校庭に避難しているとき、校庭に亀裂が入り、まるで船に乗っているかのようなゆれが

繰り返しやってきました。

その校庭で 子どもたちや迎えにいらした保護者達とみんなで自然に手をつないで

心を落ち着けようと励まし合っていたことを昨日のように思い出します。

人の手の温かさを強く感じたときでした。

そのとき、東北では想像もつかないことが起こっていようとは夢にも思いませんでした。

今だに建物や道路のわきに亀裂が入っているのを見かけます。

自然の前では人間はなんて無力なんだろう

でも、どうしようもない中でも人の心と心は温かくつながることができる

今ではそう思います。

そして昨年より始まった経験したことのない世界。

マスクをしていて口元は見えなくても温かいまなざしをくださる人がいる。

そんなうれしさは重い心を軽くしてくれます。

私も及ばずながらだれかのお役に立てたら

そのためには今何をしたらよいのだろうと考える今日このごろです。



個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)

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