横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

絵日記の効用?

2017-08-17 15:23:29 | 発達や学習が心配
まるで梅雨に戻ったようなお天気・・・。

涼しいようで、少し動くと汗がでます。

さあ、残り10日。

宿題ラストスパート!

(もちろん、「余裕」の人もいることと

思います)

塾も今日から後半戦です。

「絵日記」夏休みの「定番」

ささっと仕上げてしまう子もいれば、

親がつききりでかかないといけないことも。

まず、「題材」

「どこかに行ったこと」でないと思っている方も

いるかもしれません。

でも、意外と「日常生活」のことを書くのが

おすすめ。

おもしろい番組をみた感想

庭で見つけた昆虫や植物

保護者と一緒に作った工作や料理

兄弟げんか

風邪をひいてしまったこと

長雨で洗濯物が乾かないこと

な~んでも

そして、困ってしまうものナンバー2として「イラスト」部分。

図工が苦手、という他に「イメージがはっきりしない」

どの部分を「カット」して描いたらよいかわからない

「描き方」がわからない

・・・今の「図工」では、「人物」を描く経験が

昔より減っているように思います。

「まず、自分を描く」(自分が見ているものを

描こうとしていても、自分の視点がどこにあるか

分かるように)

横向きでも後ろ姿でも手の一部でも・・・

どうしてもイメージがわかないときは、

「写真」をとって貼る、真似をするなどの「手」も。

そこまでいくと、なんとなく「文章」は、その

イラストの説明や、自分の「思い」を書けばよい感じに・・・。

そのときに「読み手が先生」であることを

ちょっと意識できるとよいですね。

ぜんぜん「事情」を知らない先生に

ある程度理解できるように伝える。

「先生、聞いてよ。ぼくね(わたしね)。」



この「絵日記」なぜか、高学年になると

出されることが減ります。


鳥海山の植物。 雲の上に行くと、霧さえ、よい香りがしていました。

小さい学年だからこそ、「素直」に自分を

さらけ出せるから?

高学年だと「ちょっと気取って自分そのものを

出しにくくなる」からなのかな。

そもそもなぜ「絵日記」なのか。

「生活文」を書くことは、「書きたい」というより

ちょっぴり「書かされている感」がありますね。

そして、「夏休み」の指導者は「保護者」。

保護者の力も少し「期待」されているような・・・。

家庭によっては、保護者が「指導」しにくい場合も

あるかもしれません。

書くことで「国語力」や「ものをみる力」

「感じたことを表現する力」がつくことは

間違いありません。でも、無理をせず、

少し字の間違いがあってもひらがなが多くても

「書いた」こと自体が「経験」として積み重なっていく機会

ととらえてもいいのでは、とも思います。


羽黒山の五重塔。 山の中で 頭も心もすっきりした私の夏休みでした。

あと、10日。どうかお天気に恵まれますように。

  個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)

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