ネクター

日々ニッキ。時々毒を吐く。

いけず

2007-07-19 | 漫画(本)
『芸妓峰子の花いくさ』

著者:岩崎 峰子

『はいからさんが通る』とかで有名な大和和紀が『紅匂ふ』の題で漫画にもしている。
今秋には井上真央が主演でドラマにもなる。

出版された年くらいに結構な話題になっており、新聞なんかでもよく出ていたからおぼえていたのだけれど、今更ながら図書館で借りて読んでみた。
その前に漫画を先に読んでいたから大体の話しは知っていたのだけれど、読みやすかったです。多少違うところがあったけど。

作品中によく「いけず」という言葉が出てくるが、何年か前にTVで著者が出ていたのを思い出したが、その時は『この人(著者)もいけず顔やんか』と思ったが、本の通りだとしたら、いけずされたから自ずといけずになるものなのだろう。
その時のTVでの彼女の発言は、エリザベス女王を接待した時のことで
「(エリザベス女王は)いけずな顔をしてはった。」
「芸鼓のことを娼婦と同じような目で見ていた。」
といったような内容でした。
いやいや、あなたも京都女のいやらしさというかいけずなとこが顔に出てますえ。とツッコみたくなった。

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