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(株)小室経営コンサルタント 小室秀幸 ブログ

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「中小企業海外事業活動実態調査」!

2012-03-22 | 海外取引
平成22年度中小企業海外事業活動実態調査によると、中小企業の海外進出先は地域別に見るとアジアへの展開が中心になっています。

なかでも中国が68.7%と集中しています。

中国は「地理的に近い」「人口が多い」「経済的に発展する」等の理由での進出が目立ちます。

以下、韓国24.6%、台湾20.6%、米国20.3%、タイ19.7%、ベトナム15.6%となっています。

インフラが整っているか整いつつあるところに進出していますが、昨今の人件費の増加からインフラのあまり整っていないバングラデッシュへの進出事例も出てきました。

海外進出は、いかに信頼のおける現地ビジネスパートナーと組かが重要です。


「中国食品輸出セミナー&相談会の開催」!

2012-01-21 | 海外取引
中国への輸出と販路開拓手法についての、セミナー&相談会が開催されます。

【会場】
秋田キャッスルホテル3階

【日時】
平成24年2月2日(木)13:30~15:30 講演会
16:00~17:30 個別相談会

【講師】
モリタフーズ㈱ 代表取締役 君島英樹氏

【演題】
「中国への食品輸出について」

【締切日】
平成24年1月27日

【お問い合わせ先】
秋田県貿易促進協会 018-896-7366

秋田県産業労働部商業貿易課 018-860-2218

「ASEANビジネスセミナー」!

2012-01-20 | 海外取引
昨日は、ジェトロ秋田貿易情報センター:秋田銀行主催の「ASEANビジネスセミナー~ビジネス環境総点検とベトナムの投資事例に学ぶ~」が秋田銀行本店で開催されました。

ベトナムの投資環境を製造業の進出成功事例をもとに学びました。

日本のベトナムへのFDI(直接投資)件数は昨年2011年、洪水があったとはいえ208件と過去最高を記録しています。

日系企業が直面する課題として、インフレの高伸と賃上げ、通貨(ドン)の切下げ、電力不足、ワーカーの採用難を挙げられていました。

ベトナム現地の生の情報等大変参考になりました。


新しいチャンネル

「VIP」!

2012-01-06 | 海外取引
ポストBRICSと呼ばれている「VIP」。

「VIP」とはベトナム、インドネシア、フィリピンの3カ国をいいます。

超大国ではないものの、豊富で多様な人的資源を持ち、少子高齢化、人口減少、消費減退、内向きといった日本経済の弱点を補完してくれる国でもあります。

「VIP」の今後30年間の名目GDPはBRICSの平均倍率を上回ります。

人口動態の若さが、長期的な経済成長力の土台にもなっています。

多くのアジア諸国は少子高齢化が急速に進んでいますが、「VIP」は出生率が比較的高く、それぞれの国の人口ピラミッドは三角形に近く、日本とは正反対の人口構造を示しています。

日本の中小企業がマーケティングや経営の面で多様性を受け入れることは、今後の海外展開においても大きなプラスとなります。


「東南アジア諸国連合(ASEAN)のカントリーリスク」!

2011-12-28 | 海外取引
民主主義国家で経済も安定し、民族・宗教対立のような紛争の種も少ない新興国は概ねカントリーリスクが低いとされています。

アジア各国・地域のカントリーリスク評価によると、最も低リスクなのがシンガポールで以下、台湾、韓国、マレーシア、中国、タイと続きます。

逆にカントリーリスクの高い順として、ラオス、北朝鮮、ミャンマー、カンボジア、バングラデシュとなります。

日本の中小企業の海外取引が進む中、海外進出の目的を明確にした戦略と対カントリーリスクの詳細な検討が重要です。