オクトシティー正直村

おかしいな?変だな?と思った事を綴った駄文

便利グッズの不便

2006年08月30日 | Weblog


小型携帯電子機器の充電が大変である

 携帯電話、PDA、モバイルパソコン、ノートパソコン、デジタルカメラ、MD、MP3プレイヤー、電気カミソリ、果てはコードレスのクリーナー、電動ドリル等々である。しかもそれぞれに充電器もアダプターも異なるために、個人とはいえ充電コーナーを設けて常用する機器はそれぞれの充電器を混乱しないように標記して置いてあるが、その量だけでも大変なものだし、いちいち適合したコンセント側と機器側の差し込み口を探す羽目になる。充電を忘れると当然のごとく電池切れになり、文明の利器は唯の厄介者の塊になってしまう。

充電池にはメモリー効果がある。

 途中で充電すると放電は充電開始した位置までとなり起電力が落ちてしまう。ニッカド電池は顕著であった。リチウム電池ではメモリー効果は少ないと言うが、皆無ではなさそうで、その証拠に充電回数に応じて起電力は落ちてくる。また、充電回数は上限があるので、つとめてゼロの状態から充電するのが経済的にも望ましい。そんなことを考えていると、つい電池切れを起こしてしまう。マーフィーの法則ではないが、肝心な時で最も必要とする時に電池が切れてしまう。そんな経験が数多くある。何とか改善できないものだろうか。また、電池が持たないなら不要な機能を止めて基本設計をシッカリとやってもらいたい。私は携帯機器は視認性が良ければ液晶モノクロで十分だと思っているし、見た目に囚われないで必要な基本的機能だけで十分である。

充電機器を標準化できないだろうか。

 何で充電器もバラバラで、機器に接続するコネクターもバラバラなんだろう。標準の充電機器を設けて、コネクタ形状も統一化できないものだろうか。そうすれば、非常にすっきりするし、何処に行っても行き先で充電できるので、いちいち充電機器を持って歩く必要がなくなり非常に便利である。本体機器の小型化に躍起になっているにもかかわらず、現実はかさばって不便な充電器を一緒に持ち歩く羽目になっていて、小型化のメリットは半減している。また、高機能を追求する余り電源に負担がかかって電池寿命が極端に短いため、非常に不便な思いをする。特にデジカメはすぐに電池が無くなるし、小型パソコンも実質1~2時間ぐらいではバックアップ電源程度の意味しかない。最低限8時間以上、できれば10日間くらい(携帯電話はほぼOK)の電池寿命であってほしい。

同じようなことが電子機器のリモコンや配線にも言える。

 テレビ、ビデオ、DVD、オーディオ(CD、MD、チューナー)、空調機、扇風機、照明等々である。まずはリモコンを探し回る、目当てのものを識別する、操作が統一されていないので混乱する、ひどい時は取扱説明書を確認することになる。これも少なくとも標準化できないだろうか。できれば、一つのリモコンで全てが操作できるようにしてもらいたい。どんなにか便利であろう。テーブルにいくつものリモコンを並べて四苦八苦して操作している図は漫画に近い。いつまでこんな滑稽な状態を続けるのだろう。電子機器の配線も同じである。電子機器の後ろは蜘蛛の巣のスパゲッティー状態であり、初心者は到底機器接続をすることができなくてあきらめてしまう。そのために、パソコンを買うと機器設置のサービスがついてくる。これほどに機器の接続、初期設定、立ち上げは複雑なものであるらしい。

最近燃料電池が注目されている。

 充電するのでなく、燃料を注入すれば発電してくれる。電池寿命も格段に伸びる。いちいち充電器がいらないし、一度燃料補充すれば一ヶ月くらいほったらかしという事も可能で、大いに結構なことである。できれば2から3日前くらいに燃料切れを警告してもらいたい。現在装置の小型化と安全性について検討されている段階と聞いているが、早く実現してもらいたい。ユビキタスを目指すには携帯目的の電源(電池)は極めて重要なポイントのなるが、今のところ私的には満足ゆく環境にあるとは思えない。是非改善してもらいたいし、電池の性能に合わせた本体機能を追求してもらいたい。全般に電池の能力に比して無理な性能を詰め込んで、電池寿命を極端に短くしている製品が多い傾向にあると思う。一考を要望するものである。


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