うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

そういえば門倉のFA云々はどうなったんだ?

2006-11-06 22:15:51 | 野球
何気なーくスポーツニュースのサイトをチェックしてたら、

「黒田、広島残留へ」

という記事を見つけ、「いやー、良かった良かった。みんな阪神とか巨人に取られたんじゃプロ野球崩壊の危機だったよ。黒田エライ!アンタ漢(おとこ)だよ」と胸をなで下ろしていたのである(ニュースの詳細はこちら)。ところが、次に見たニュースで私の目は点になった。

「巨人・仁志、横浜へトレード」

…え?あのー、仁志って、あの仁志敏久さん?

ぎゃぼーっ!?

私は思わず熱烈的仁志ファンの友人・わなべ嬢に速攻でメールしてしまった。わなべ嬢から返ってきたメールには

「うちのプロ野球スピリッツのチームではすでに仁志くんはロッテにいますが(笑)」

わなべ嬢はロッテファンでもあるのだが、もう巨人じゃ出番ないってわかってたってことか、わなべ嬢!?

まぁ、原監督と仁志の仲が微妙であることはもともとファンの間でも知れ渡っていて、第一次原政権(2002~2003年)の時、突然の原監督退任劇がなければトレードで出されていただろうとまで言われていた。今年も、小坂誠の加入や自身のケガ、新人・脇谷亮太の台頭もあってすっかり影が薄くなり、一体どうなることかと思っていたらトレード、しかも同一リーグの横浜っすか!?もうビックリですわ。しかも、交換相手は原監督の大学(東海大)の後輩・小田嶋正邦。本人からの「出場機会を一回でも多くできる、他の球団でやらせてほしい」の申し出があってのこととは言え、もう巨人側の「厄介払い」にしか見えない…。

さて、横浜に仁志は必要なのか。確かに、今のチームには二塁手で「こいつは!」というのがいない。種田仁は今年故障もあって不振、若手で出てきて欲しい藤田一也もまだ線が細すぎるし、今年一軍初出場を果たした石川雄洋はもう少し時間をかけて育てたい。毎年レギュラーが取れそうで取れない内川聖一はというと、短距離送球がダメで大矢明彦新監督から「(二塁手としては)話にならない」とバッサリ斬られる始末。そうなると…やっぱり必要だなぁ。仁志なら守備は定評があるし、首脳陣がうまくモチベーションを保たせれば、打撃もそれなりにやってくれるのではないか。藤田や石川、新人の梶谷隆幸が育つまでのつなぎ&先生役になってくれれば、チームとしてはベストだろう。
ただ、やっぱり気になるのは年齢の高さ(来年36歳)と、歯に衣着せずモノを言うアクの強さが横浜というおとなしめのチームに受け入れられるかどうか。うーん、せめてあと3歳若ければなぁ。でも、気持ちでプレーするタイプなので、チームが変わることがプラスに作用してくれれば…!

一方、巨人へ行く小田嶋。彼の東海大時代に試合を見ているのだが、当時はキャッチャーだった。ちなみに、ピッチャーは久保裕也(巨人)→小林正人(中日)、ショートが平野恵一(オリックス)で、外野手に大松尚逸(ロッテ)と鞘師智也(広島)がいた…すごいメンバーだなこれ。小田嶋はその試合でレフトへ特大ホームランを打った。その弾道に「こりゃスゴい!」と惚れ込んで、横浜入団以降も応援していた。
バットの芯で捉えれば外国人並みのパワーで飛ばすし、2003年7月18日の対巨人戦では代打満塁サヨナラホームランも打っている。ただ…変化球には扇風機状態なんだよねー。今年は自己最多の3本塁打をマークしたけど、打率は.205。一応、一塁・三塁を守れるが、特別うまいわけではないだけに、得意の打撃でもっとやってくれないとなぁ。しかし、チームが変わって開花するという話はよくあるし、移籍が濃厚な小久保裕紀の後釜を狙うぐらいの気持ちで頑張っていただきたい。

いやぁ~、久しぶりにサプライズな話題だったなぁ。
コメント (2)
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