松山 2年ぶり米ツアー2勝目 激闘PO制す!丸山に次ぐ2人目の複数回V
先日 男子ゴルフのフェニックスOPで日本の松山英樹がリッキー・
ファウラーとのプレーオフを制して2年ぶりにアメリカツアーで優勝
した。
松山はこれでアメリカツアー2度目の優勝となり丸山茂樹が優勝した
3度に迫る記録となった。
首位から3打差の2位タイで最終日をスタートした松山は前半で
スコアを1つ伸ばしてトップタイに付けると、後半2位に一旦落ち
たものの17番で追い付き-14でホールアウトしファウラーとの
プレーオフに持ち込むと4ホール目で決着をつけての優勝だった。
昨夜この試合の再放送を見たのだがパーをセーブし続ける我慢の
ゴルフでチャンスを待ち、しっかりとスコアを伸ばして行く展開。
最終的にファウラーの方が先にミスしての勝利というのを見ると、
これまで日本人選手の方が先にミスをして後退というケースを嫌と
いうほど見てきていたので日本人選手でもこういう事ができると
痛快に思えた勝利だった。
ましてや世界ランキング4位であるファウラーのホーム状態で勝つ
のだから松山の逞しさが分かるし、海外を拠点にして戦っているゆえ
の勝利で日本ツアーの合間に出かけて参戦してもダメだというのが
証明された形だ。
こういう勝ち方をして行けばマスターズや全米&全英OPなどの
ビッグトーナメントをいつかは制し、PGAツアー賞金王というのも
夢ではないと思えるのだ。
こういった松山の活躍は日本ゴルフ界の人気を復活させる起爆
剤になるのだが、願わくば石川遼だけでなく他の日本のトッププ
ロ達が1人でも多くアメリカやヨーロッパツアーに進出して活躍
して欲しいもの。
国内に こもって小金を稼いで満足するようなプロが蔓延るから
こそ日本のゴルフ人気は低迷しているのだから。