3年以内に新しい大関が誕生しないと

部屋で「綱打ち」、稀勢の里が土俵入りを練習

 今年の大相撲初場所で永遠の優勝候補&横綱候補だった大関・稀
勢の里が悲願の初優勝を飾り、横綱昇進を決めた事で三代目若乃花
以来の日本出身力士横綱が誕生し大いに盛り上がっている。

 ただし稀勢の里が横綱になった事で平成の名大関・魁皇のように
カド番を繰り返しながら現役を続けるという選択肢がなくなった
わけで、こうなると稀勢の里がケガなどで思うように勝てなくなっ
た場合は引退を覚悟しなくてはいけなくなった。

 しかも四横綱といっても稀勢の里を含めて全員が30代という事に
なっているし四大関のうち稀勢の里が横綱に昇進した一方、琴奨菊は
負け越して関脇に落ち来場所は照ノ富士がカド番で豪栄道も勝ち越し
ていたものの途中休場という不安一杯の状況だ。

 つまり2人の大関はケガ持ちで豪栄道も30代という事は横綱を
狙えないとなると若手力士の台頭は必要不可欠になる。

 日本人力士で大関最右翼は先場所こそ大関取りに失敗したものの
小結で11勝した高安で、それ以外に前頭筆頭で10勝した御嶽海に
今場所は負け越しこそしたが関脇の正代らが候補に上がるだろう。

 彼らは26歳~27歳という中堅で今年31歳になる稀勢の里とは
4歳ほど違うわけだから、稀勢の里が衰えてくるだろう4年後には
30歳になるので2~3年をメドに大関に上がってなければ下手す
ると大関すら不在という事になりかねない。

 モンゴル勢も関脇の玉鷲が30代で横綱となると厳しいし今場所
久しぶりに活躍した逸ノ城もケガ持ちで、玉鷲同様に大関にはなれ
ても横綱には・・・という存在だ。

 こうしてみると相撲界にとって稀勢の里らが元気なうちに高安や
御嶽海らが最低でも大関に上がるようにしてなければ、決して将来
は明るくないのではないか。

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