リオ五輪崖っぷち…窮地のなでしこに必要なのは“平常心”、這い上がってきた経験を信じて
2月29日から始まったり尾五輪女子サッカーアジア最終予選で
日本代表は初戦でオーストラリアに1-3で完敗したのに続いて、
昨日は韓国相手に1-1で引き分けてしまい2試合を終えて勝ち点
1しか獲得できず‘地力での出場がなくなった’と大騒ぎしている。
以前も記したように今回の最終予選は最初に中1日でオーストラ
リア、韓国、中国と3連戦あるので最低でも2勝1分でクリアでき
ればOKと思っていたのだが、勝ち点で並んだ場合は得失点が絡む
のでオーストラリア戦での2点差負けが最大の誤算だった。
ただし個人的には2位までが出場権を獲得できるという事から
1位通過は絶望的ではあるものの、今のところではギリギリで希
望をつなげていると思っている。
というのも予選が始まる前に最大のライバルになると思われて
いた北朝鮮が初戦の韓国戦に続き2試合目の中国戦でも引き分け
たので、仮に韓国と中国相手に連勝していたらリオは絶望だった
だろう。
一方 初戦で日本に勝ったオーストラリアは2試合目で中国が
2-0で勝ったベトナムに9-0で勝つなど完全に勢いに乗って
いるようだから、北朝鮮と日本相手に勝ちを逃して2引き分けの
韓国相手に負ける可能性は低くいし北朝鮮と引き分ける可能性も
十分ある。
北朝鮮がオーストラリアと引き分けると最終戦を前に1勝3分
の勝ち点6という事になるし、韓国が最終戦のベトナム戦までの
2試合をオーストラリアと中国相手に連勝するというのは考えづ
らいので最終的な勝ち点は最大で9になる。
一方で中国は日本に敗れると最終的な勝ち点は最大で8になる
可能性が高いから、日本は残り3試合を3連勝すれば勝ち点10で
北朝鮮や韓国に中国をも上回れる。
オーストラリアが残り3試合を3連勝すると日本のチャンスは
一気に広がるし、上手くいけば残り3試合を2勝1分の勝ち点8
でも希望が持てる事になる。
とはいえ中国と北朝鮮相手では中国の方が相性が良さそうだし
残り3試合に勢いを付けるためにも、明日の中国戦は必ず勝つ必
要があるといえる。