ソフトバンク、首位攻防戦で日本ハムを3タテ(サンケイスポーツ) - goo ニュース
ホークスは金曜日から福岡で行われていたファイターズとの3連戦。
連勝で迎えた今日のG3も摂津-ファルケンボーグの完封リレーで武田勝に
投げ勝ち‘まさか’の3連勝を飾り首位を守ると共にゲーム差も3,5に広げた
のだった。
今回の3連戦を迎えた時点で両チームのゲーム差はホークスが0,5ゲーム
差で‘一応’首位に立っていたものの、実際はファイターズの残り試合が4試合
も多いので互角かファイターズ有利という状況だと考えていた。
というのもファイターズの現在の実力からいって未消化の4試合はシーズン
終盤になれば悪くても3勝1敗、下手したら4連勝してしまう可能性があるので
そうなれば3勝1敗なら1ゲーム差、4連勝なら2ゲーム差を付けられてしまう
計算になるからマッチレースになっているだけにホークスは今回は何としても
勝ち越さないといけない。
6月24日から交流試合明けに福岡で戦った時はダルビッシュ・武田勝の2枚
看板を揃えられて連敗し、辛うじて1勝2敗で乗り切ったのだが今回もオールスター
明けでローテをリセットする中でファイターズは週末に照準を合わせて26・27日
のバファローズ2連戦は吉川とウルフという裏ローテにしていたのだ。
それに対してホークスは和田を27日に登板させたため6月24日からの時同様、
山田・杉内・摂津の順番になると予想したのだが杉内はエース同士の投げ合い
では今ひとつだし、山田は交流戦明けから調子を崩しているので先発6人の中
では最も調子が悪い。
個人的にファイターズは今回の3連戦の初戦に武田勝を起用すると考えていた
ので山田-武田勝なら負けてもケッペルの時に確実に勝って3連敗は阻止し、
あわよくばダルビッシュの時に勝てれば・・・・と考えていた。
というのも武田勝はオールスターでは22日に登板していて来週から6連戦になる
事を考えると29日に登板すれば中5日で木曜日に投げる事も可能だと思っていた
のだが、実際は29日はケッペルという意外な順番になったので驚いた。
一番勝てそうなケッペルに最近不調の山田のマッチアップになれば負ける可能
性が高いので、下手したら3連敗する可能性があるのだ。
結果は ご存知のように2試合続けてファイターズが1点を先行したのに対し
小久保の活躍で逆転勝ちし、特にG2では杉内がダルビッシュに勝ったのが効いて
今日は勢いの差が出た形だった。
とりあえず3,5ゲーム差を付けたのだが、前記したようにファイターズは4試合
未消化なので実質1,5ゲーム差のつもりに考えていてちょうどいい。
更にマスゴミが09年の野村監督びいき報道同様、今シーズンは斉藤佑樹や中田
翔らを見出しに使いたいため自然とファイターズびいきのムードになるので それに
惑わされないようにしないといけない。
まだまだ先は長いし次は前回3連敗を喫した大阪でのバファローズ戦だから
心して挑まないと、せっかく広げた差が あっという間に縮む可能性があるので
安心は禁物だ。