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昨日は赤穂浪士討ち入りの日だったので

 昨日12月14日は赤穂浪士が吉良邸に討ち入りした日なので、BS
の2つか3つのチャンネルで忠臣蔵がOAされていた。


 昨日は田村正和が内蔵助を西田敏行が吉良上野介を演じた8年前
の忠臣蔵~その男、大石内蔵助がOAされていたのだが、田村正和
といえば大忠臣蔵で矢頭教兼のイメージが強いし内蔵助自体も貫
禄十分な体型をしているイメージで田村正和だと華奢な感じで違
和感が拭えなかった。

 昭和の時代は12月14日が近付くと忠臣蔵の映画が度々OAされ
ていたので子供の頃は最後の吉良邸に討ち入りしてのチャンバラを
楽しみにしていたのだが、それ以外は正直言って冗長で早く討ち入
りシーンがないのかと思っていたぐらい。

 それが年を経ると討ち入りに至るまでの流れなどに興味を持つよ
うになってくるわけで、討ち入りのシーンは基本的に同じパターン
だから違う視点で見るようになる。

 例えば大石内蔵助の東下中に垣見五郎兵衛の名前を語って宿泊し
ていると本物の一行が現れるものの対面して相手が大石だと気付い
た本物が‘自分がニセモノだった’と語って宿を譲る話や、赤埴
源蔵が討ち入りの前に兄に暇乞いにいったところ不在だったので
衣桁に兄の羽織をかけて1人で徳利の前で別れの杯を酌み交わし
た話。

 また内蔵助が討ち入り前に浅野内匠頭の奥方・瑤泉院を訪ねるが
侍女の中に敵方の間者がいる事を察知して当たり障りのない事を言
うため瑤泉院が激怒し、甘んじて受けながら浅野内匠頭の仏前に浪
士達の連判状を供えて帰った後に間者がそれを盗もうとして正体を
現すが取り押さえられ連判状を見た瑤泉院が内蔵助の真意を知ると
いう南部坂雪の別れなど。

 これらのエピソードは明日の勝利のために今日の屈辱に耐えると
いう日本人の琴線に触れるわけで、松の廊下の刃傷事件と討ち入り
ばかりにスポットを当てても本当の魅力はないと思う。

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