北京五輪DAY2：日本勢メダル獲得第１号は堀島行真

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https://news.goo.ne.jp/article/thedigestweb/sports/thedigestweb-52143

　本格的に競技が始まる大会2日目は決勝種目も始まるので多く
のメディアは‘メダル第1号は誰か？’と騒ぐのだが、正直言って個
人的には男子モーグルの堀島逝真しかいないと思っていた。

　というのも女子スピードスケート3000の高木美帆の本職は1500
や1000なので3000でのメダルは厳しいと思っていたし、女子ジャ
ンプの高梨沙羅もW杯1位のクラマーや昨年までの女王マーレン・
ルンビ不在で混戦とはいえ一発勝負に弱い部分とスロベニア勢や
ドイツ勢が好調だという事で‘よほどの事がない限り‘メダルに届け
ば儲けもの’的な感覚だからメダルは厳しいかという予想。

　男子モーグルは絶対王者と言われるミカエル・キングズベリーと
の一騎打ちという状態なので、金か吟を予測できるという事はメダ
ルに届くと思ったわけだ。

　Sスケートは0組中3組目登場の高木は同走のカルレイン・アフテ
レークテに勝ったが4秒以上かかっており、39秒台でないとメダル
はないと思っていたので7組目終了後まで1位だったのは意外だった。

　ただ8組目のマルティナ・サブリコバには抜かれて2位になると
9組＆10組の2人づつに抜かれて最終的に6位だった。

　最終組で勝ったイレーネ・スハウテンが金で同走のフランチェス
カ・ロロブリジダが銀、9組目で勝ったイザベル・ワイデマンが銅で
3位までが39秒台だったのでメダルには40秒切りがやはり必要だった。

　女子ジャンプは最後から5番目の高梨は98ｍを跳ぶがスロベニア勢
3人とカタリナ・アルトハウスら上位4人が100ｍジャンプを連発し早
くも‘メダルを取れれば’状態になり、2回目に100ｍを飛んでトップに
立つもエマ・クリネツには勝つが残り上位3人に抜かれ4位に。

　結局1回目1位だったアルトハウスが2位になったため金はウルシャ
・ボガタイ、銅はニカ・クリジュナルのスロベニア勢だった。

　男子モーグルは一昨日の予選で失敗し予選2回目に回った堀島は途
中突風に煽られるアクシデントにまけず準々決勝に進むと5位で準決
勝に進むのだが、前回銅メダルの原大智が3位&杉本幸祐が2位でキン
グスベリーが1位で通過。

　準決勝では少しミスが出たものの3位通過しキングスベリーも2回
目エアの後のミスで2位、原はエアを評価されず杉本はストックが
折れるアクシデントもあって6位以内に入れずスウェーデンのバル
ター・バルベリが素晴らしいスピードで1位通過。

　そして決勝でも堀島は1回目エア前に少しミスがあって高さが足り
ず1位でゴールするが直後のキングスベリーに抜かれ、最終的に準決
勝1位のバルベリが6人中トップのタイムでゴールし金メダルを獲得
し堀島は銅メダルとなりメダル第1号になった。

　ちなみに女子アイスホッケーは初戦のスウェーデン戦に3－1で勝
ったのに続き、6－2で快勝し連勝発進となった。

　スノーボード女子スロープスタイル予選は村瀬心椛が2位通過し、
岩渕麗楽も11位で通過したが鬼塚雅は残念ながらミスが目立ち19位
で予選落ちとなった。

　こうしてみるとマスゴミが盛り上げたいのは分かるが、やはり以
前記したようにメダル候補というのはメダル獲得は難しいという事
が証明された。