北京五輪DAY3：金メダル獲得第1号は小林陵侑

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https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20220206-0292

　大会3日目は世界ランク2位の小林陵侑が登場するジャンプNHに
日本勢2人が決勝に残ったスノーボード女子スロープスタイル、世
界ランク1位の川村あんりが登場する女子モーグルの3種目にフィ
ギュアスケート団体で日本が決勝に残れるかというもの。

　ただ女子スロースタイル予選2位の村瀬心椛にしろモーグル世界
1位の川村にしろ共に10代というのがメンタル的に大丈夫か？とい
うのがあるし、ジャンプの場合は日本勢はNHを苦手にしており4
年前など小林は2本目に失速して7位に終わっているのが気になる。

　上手く行けば複数メダルが取れる可能性があるし、メダルなしに
終わる可能性もある1日になる。

　女子スロープスタイルは予選11位だった岩麗楽が2回目に80,03を
出し一時3位に付けるが3本目は伸ばせず最終的に5位、村瀬の方は
1回目から得点が伸びず2回目の49.05が最高で予選の81.45に届かな
いままで10位に終わる。

　試合はジュリア・マリノが2本目に出した87.68で逃げ切るかに思
われたが、予選1位のゾイ・サドフスキシノットが92.88を出す素晴
らしい演技で逆転金メダル。

　まぁ村瀬が予選の記録をマークしてもメダルは厳しかったわけで、
順当な結果という事になるのだろう。

　引き続き行われた男子予選では大塚健が2回目に74.93を出して6位
通過し、浜田海人も2回目の67.45で12位ギリギリで決勝進出。

　一方で飛田流輝と国武大晃は共に2回目に挽回するも、19位と21位
で決勝進出ならず。

　フィギュア団体は予選最終種目女子シングルで樋口新葉が74.73を
マークし90.18を出したロシアのカミラ・ワリエワに次いで2位になり
予選3位に浮上し5位までの決勝に進出し、男子シングルFSで鍵山優
真がノーミスで208.94をマークして1位になり3位キープで残り3種目
となった。

　ちなみに大会の華と言われる男子滑降は悪天候で順延となり、アイ
スホッケーは中国相手に第3P開始早々に追い付かれ1－1で引き分け
PSで敗れたものの決勝進出は果たした。

　ジャンプNHは29番台スタートは条件が良かったものの他は追い風
が続く悪条件の中ライバル達が記録を伸ばせない中で小林は1本目に
104,5mでトップに立つと、2本目も99,5ｍを飛んで98長野の船木和喜
以来の金メダル獲得となった。

　同じ時間帯に行われていた女子モーグルは予選2回目で出場4人全
員が決勝に進むが、準々決勝で1回目でクリアした星野純子を含めた
3人が敗退し川村のみが80.72で2位通過。

　川村は準決勝でも78.84の3位で決勝進出を決めるが決勝では得点が
伸びず、77.12と77.72の3位アナスタシア・スミルノワとは0,60届かず
5位に終わり準々決勝からトップだったジャカラ・アンソニーが81.91
～81.29～83.09と着実に高得点をマークし金メダルを獲得した。