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長男の国語の教科書に高野進が載った

 今日から世界陸上が始まったのだが それに因んだネタを

 小4の長男が1学期に「動いて、考えて、また動く」というタイトルの音読を宿題
としてやっていたので聞いていると、以前どこかで聞いたような話なので長男に
‘それ高野進の事か?’と尋ねると、案の定そうだった。

 長男からは‘何で知っているの?’と驚かれたのだが・・・・

 そんなワケで私の方が高野進が国語の教科書に載っていたのには驚いた。

 内容は91東京世界陸上と92バルセロナ五輪の男子400mでファイナリストに
なった高野進が これまでの走り方のセオリーに疑問を持って自分なりに考えて
走り方を工夫した結果、古武道のナンバ走りを参考にした走りを会得し成績を
上げていったという話。

 自分で考えて工夫する事の大切さを語っていたのだが、高野の工夫が前記
したように世界陸上と五輪の両大会で戦後日本人初のファイナリストになったの
だし現役引退後は末續慎吾を育て03パリ世界陸上の男子200mで銅メダリを
獲得させた。

 この時に話題になったのがナンバ走りで、高野の工夫が受け継がれて日本の
短距離を進化させていった事が分かる。

 当然ながら長男には その旨を教えたのは言うまでもないし、91世界陸上の
総集編と92バルセロナ五輪のビデオを引っ張り出してきて高野のレースを見せた
のは言うまでもない。

 ちなみに私が小4の時に国語の時間に習ったスポーツネタは東京五輪の男子
1万mのノンフィクションだったゼッケン67。

 ゼッケン67を付けたセイロン(現・スリランカ)のカルナナンダ選手が3週遅れ
ながら最後まで諦めずに走りきり、最初はヤジを含んだ声援だったのが諦めずに
真剣に走る姿に観客が感動してスタジアム全体が声援を送ったというエピソード
だった。

 どんなにコンディションが悪くても最後まで諦めずにゴールする事の大切さを教え
ようとしたのだろう。

 この授業のおかげでスリランカという国名を覚える事ができた。

 国語の教科書には こういった過去の出来事が載っていたりして油断ならないの
だが、高野進が載ったというのは高野の快挙が世間に認められているという事だと
思うのだ。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
 
 
織田幹雄 (柴田真紀)
2011-08-28 02:02:33
 が掲載された「道徳」の教科書を、友人に貰ったことがありますww
 ああ、織田先生、ツーショット撮っていただいたっけなぁ~(講演の際)シミジミ
 
 
 
それは見かけませんでした (こーじ)
2011-08-29 00:59:32
>柴田真紀様
 織田幹雄が掲載された教科書はコチラでは見かけませんでした。

 場所によって違うのでしょうかね。
 2ショット撮ってもらえたとは羨ましいですよ。
 
 
 
説得力のあるスポーツアスリートの足跡。。。素晴らしいビデオ(教材)をお持ちですね~ (なにわのヒバゴン)
2011-08-29 01:17:27
「最後まで諦めるな」の意味では私も中学の国語の授業で君原健二さんの題材で先生から話を聞かされたような。。。教科書には載っていませんでしたけどね

高野選手のようにコーチからの指導のみに頼らず、自らで努力や探求することの大切さ(それがたとえ結果に結び付かなくとも)は今の子供に限らず我々オジサン世代にも欠けていることなのかも知れません。まず何事もトライしてみることでしょうね。失敗すればそれを次に生かせばいいことですから‥☆
 
 
 
いえいえ (こーじ)
2011-08-29 23:30:14
>なにわのヒバゴン様

 いえいえ、たまたま保存版にしていたビデオを見せただけですよ。
 
 個人的に好きなネタが子供達の教材になってよかったという感じでしょうか。

 マスゴミが 一旦ダメだとすぐに見捨てますし、新しいものばかりに注目して使い捨てにするのが最大の原因だと思いますよ。 
 
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