今年もあと9日、気をつける事

 今年もあと9日となった、我が家の営業日もあと7日である。
 ご存知のように私は理容師だが、これから年末にかけて気を
つけないといけないのが風邪と怪我である。
 風邪は細心の注意を払っておかないと疲れが溜まりやすいの
でちょっとした事で引いてしまう。
 朝晩のうがいをしっかりして予防するのが一番の対策だが、
お客様商売の関係で料金と共に風邪までもらうケースが多々あ
るのだ。こうなると売薬を飲んでごまかそうとしてもなかなか
治らずにズルズル引きずるケースが多い。
 そういう場合は早めに行き付けの内科に行って、多めに薬を
貰ったヤツを飲むと私の場合は何とかなる。
 風邪よりタチが悪いのが怪我だ。
 年末は普段よりもお客様が固まるのでシャンプーや顔剃りで
指の皮膚が柔らかくなっているのだが、そこに髪の毛が刺さり
こむのだ。特に爪の間に刺さりこむと大変な事になる。
 爪先部分ならまだ見えるからいいのだが、両サイドの爪の生
え際に刺さりこむと肉の隙間で見えにくいので見落とすケース
がある。爪のサイド辺りがズキズキしたり腫れぼったかったり
したら要注意、爪の生え際をめくって見るとしっかり2mmほどの
毛が刺さりこんでいるのだ。
 こうなると大変だ。毛抜きの先が入りにくいので、目一杯深
爪をして傷口を見やすくして刺さったスイ針を抜く要領で針を
使って穿り出し毛抜きで取る。
 問題はこれで取れればいいが、てこずると刺さった部分を傷
つけ更に悪化させかねない。しかもその傷口にシャンプーの
お湯が入ると化膿という最悪の結果になる。
 福岡時代の9月頃に化膿させて病院に行くと爪をはがれるとい
う荒療治を受けた。外科だったので「傷口が乾燥すれば治りが
早い」と言うのだ、理屈は分るが麻酔無しでやられるので痛くて
たまらなかった。
 さすがに地元にはこういった荒療治をする医者はいないがメス
などで切開し付け替えに行くという面倒な事になる。
 だから年末にかけては指先のケアは絶対条件だ
 因みに髪の毛の切った部分は強度があって足の裏の最も固い皮膚
にも刺さりこむ事があるので皆さんご注意を。
 どうしても年末はお客様が固まりやすいので疲れが溜まり、免疫
力が落ちるためこうしたアクシデントに少しでも見舞われないよう
心がけているが、それでもどうしようもない事が8年前の12月23日
にあった。それについてはまた明日。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (まみ)
2006-12-23 08:17:37
お…おそろしい{{{(>_<)}}}
理容師さんてこういう怪我もあるのですねえ!
手荒れや刃物で手を切るとかなら、想像はつくのですが…(>_<)
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2006-12-23 08:52:13
>まみ様
 手荒れや刃物での怪我は分りやすいのですし、切り口がきれいですから治りやすいですが刺さり込みは集中力を殺がれます。だから刺さり込みの方がタチが悪いのですよ。
 
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