長谷川-モンティエル戦まで あと1週間

モンティエル、余裕の調整=長谷川戦に自信-WBCバンタム級(時事通信) - goo ニュース

  WBCバンタム級王者・長谷川穂積が3階級制覇をしているWBOバンタム級王者:フェルナンド・モンティエル相手の11度目の防衛戦が来週に迫った。

 21世紀最初のビッグマッチとなる この1戦は、あらゆる面で注目だ。

 長谷川が勝てば11度目の防衛成功になるのに対し、WBO王者のモンティ
エルはWBOではあるがフライ・Sフライにバンタムと3階級を制覇している
王者で長谷川に勝てばWBCタイトルも獲得する事になるので高いモチベー
ションで臨んでくるはずだ。

 巷の予想ではナチュラルなバンタムの長谷川に対しフライ級上がりのモン
ティエルだから長谷川有利というもの。
 とはいえ個人的には楽観視はできないと思う。

 昨今のボクシングはスピードがモノを言う。
 スピードという要素では下の階級から上がってきたモンティエルの方が上
ではないかと思うのだ。

 長谷川も05年にウィラポンからタイトルを奪取した時にはスピードで圧倒
したのだが、ここ数年は減量に苦しみ‘フェザー級がベスト’というだけあって
一撃必倒のパワーで5試合連続でKOしているもののパワーが付いた反面
スピードは落ちている可能性が高い。

 しかも5試合連続KOのうちに前回のアルバロ・ペレス戦の4Rが最長で残る
4試合は1Rが2試合・2Rが2試合と前半で試合を終わらせている反面、後半
に持ち込まれた場合のスタミナが心配になってくる。

 首尾よく前半で倒せれば最高だが前半にスピードに乗ったパンチをヒット
され、動き回られてポイントを失ってしまうと苦戦する展開になるのでは?と
思ってしまう。

 ウィラポンとのリターンマッチなどを見ると長谷川がスピードで圧倒している
ように見えても途中採点では意外に差が付いてなかったような事があるので
楽観はできない。

 とはいえ世界戦の とりわけビッグマッチの予想はそんなもので、長谷川
としてもリスクの高い相手だからこそ勝てばアメリカ進出などの道が開けて
くるわけだ。 

 我々ファンも どちらに転ぶか分からない予想を楽しむのが
ビッグマッチ前の醍醐味
で、最初から勝敗の予想が付く相手と
しかやろうとしない どこかの一家の試合前には絶対に味わえ
ない
血わき肉おどる日々が1週間味わえる幸せを噛みしめたいものだ。  

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