星稜の初Vで終わった選手権は“波乱の少ない大会”…強豪校が実力を発揮(SOCCER KING) - goo ニュース
星稜の初優勝で閉幕した今年の高校サッカー選手権だが、星稜と
前橋育英のファイナリスト2校は共に2回戦からの出場だった。
運動量が勝敗のカギを握る現代サッカーにおいて1試合多く戦う
というのはコンディション面でも違ってくるし、実際に94年度から
高校サッカーの日程は元日の開会式をずらして大晦日に1回戦を組
み込む事で2日からの3連戦を回避したのを見ても1試合多く戦う
ハンデが分かるだろう。
75年度から首都圏開催になった高校選手権は82年度まで休養日が
なかったのだが、83年度から5日を休養日にした7日間で行われて
いた。
それが先述したように1回戦から登場したチームが1試合多く戦う
ハンデを背負い込む事に考慮して1回戦を大晦日にずらしただけで
なく、決勝が第2月曜日の成人の日に移行したのをきっかけに準決勝
の日程も流動的になっていた。
かつて7日に準決勝、8日に決勝というスケジュールだったのが
今年など準決勝も10日になったのだが、それならば準々決勝の日程
にも ひと工夫必要ではないか。
個人的には3日の3回戦を4日にずらし7日に準々決勝を行えば
2日と3日に組まれた唯一の連戦を避ける事ができるし4日ならば
日曜日、7日ならば冬休み最終日だから集客に影響は出ないと思う。
8日が成人の日ならば4日を3回戦、6日を準々決勝にして8日が
準決勝で14日に決勝を持って来ればいい。
心あるメディアやファンの批判を浴び続けた挙句13年からようやく
準決勝の前日に休養日を設けた高校野球に比べ高校サッカーは柔軟に
日程を動かしてきたし、だからこそ日本サッカーのレベルアップにも
つながっていると思うので もう一踏ん張りを期待したい。