ウルトラマンレオの1話を見たのだが

　BS-11で土曜19:00からOAされているウルトラ兄弟が共演するEPを特集
した「ウルトラ兄弟」だが、今日から いよいよレオが始まった。　

　レオの第1話・セブンが死ぬ時！東京は沈没するが今日OAされ息子達と
一緒に見たのだが、黒潮島を沈めたり東京を襲う津波のシーンなど迫力も
あって決して悪い作品ではない。

　まずセブンとブラックギラス＆レッドギラスの双子怪獣の戦いから始まる
のだが、双子怪獣のコンビネーションが なかなかいいしマグマ星人が登場
しなくてもセブンがやられていたのではないかと思える。

 　おおとりゲンの紹介シーンはスポーツクラブのインストラクターという事で、
体操だけでなく空手でも凄く まさしくスポーツ万能という感じだ。
　そのゲンの正体がレオで窮地に陥ったセブンを救出に来て怪獣と星人を
追い払うのだが、それで自信過剰になったのだろうか再び 2大怪獣が現れた時にダンの制止を振り切って変身して戦いを挑むもののギラススピンに巻き
込まれピンチに・・・・

 　この自信過剰で東京での双子怪獣との戦いに臨むシーンや、MACに入隊
直後に双子怪獣の捜索に向かってレオの能力で怪獣の存在を察知したが、
レーダーには反応がないため帰投する事になるシーンなどは帰ってきた
ウルトラマンの初期のシーンが髣髴される。

　郷秀樹と坂田健の関係がゲンとモロボシ・ダンの関係を意識しているのが
分かるし、宇宙ステーションのMAC基地から2人で地球を見ながらダンが
‘人間の世界では人間のやり方でやらなければならない’ というシーンは
レオならではだろう。

　こうして見ていると物足りなさが残るのは一部の方々が言う脚本の田口
成光の力不足というより、帰ってきたウルトラマンの上原正三が凄すぎたと
いう事だろうし先に上原作品を見ているゆえかもしれない。

　少なくとも第1話と2話は批判される作品ではなく、個人的にはタロウの1話
よりも面白く見られた。