明日からバンクーバー五輪

　いよいよ日本時間の明日からバンクーバー五輪が始まる。

　大いに楽しみにしているのだが、始まる前の今頃がメダル予想など夢が
見れて最も楽しい時期だ。
　始まってしまえば嫌でも結果が出るので現実に引き戻されるのだが・・・・・

 　4年前のトリノは贔屓の引き倒しとも思える‘メダルラッシュ’ などという
大会前の お気楽予想に懲りたのか、今回は そこまで騒いでないのが
救いだ。

　無能マスコミは長野五輪で獲得した金:5、銀:1、銅:4の計10個を
基準にメダルラッシュなどと予想したのだろうが、そもそも日本は
ウインタースポーツ大国ではない。

　海外開催での最多メダル獲得は92アルベールビルの金:1、銀:2、銅:4の
計7個だし、種目が少ないとはいえ開催国だった札幌の時ですら70ｍ級
ジャンプの表彰台独占の3個だったのだ。

　因みにアルベールビルの次に多く獲得したのは長野の4年前のリレハン
メルで金:1、銀:2、銅:2の計5個で、アメリカ大陸開催の場合は80レーク
プラシッドが銀1、88カルガリーは銅1だから前回のソルトレイクシティの
銀:1、銅:1の計2個というのが意外にも最多だ。

　バンクーバーはアメリカ大陸の西海岸にあるので日本時間の正午が現地
時間では20:00だから現地のゴールデンタイムに行われるフィギュアスケート
などは この時間に行われるし、スピードスケートは現地の夕方だから日本
時間では午前中なので夜更かしや早起きする必要はない。

 　ただしスキー競技は現地の昼前に始まるので多少早起きする必要がある
だろう。

　個人的には今回の五輪はメダル云々よりも普段めったに
見られないウインタースポーツ最高峰の試合を見て、魅力を
堪能できればいいと思う。　

　スキーなどのアウトドア競技など その時の気象条件で成績が左右される
ケースが多いのも特徴で、意外なメダリストが誕生するのを目の当たりに
するのも楽しいのだから。