露W杯アジア2次予選、日本代表の日程が決定…初戦は6月敵地のシンガポール戦(SOCCER KING) - goo ニュース
バヒト・ハリルホジッチ監督率いるサッカー日本代表のW杯アジア
2次予選の対戦相手がシンガポール・カンボジア・アフガニスタンに
シリアと先日の抽選会で決まった。
個人的にシリアは別として他の3カ国は格下になるので極端に言
えば国内組のみで臨み、選手達の経験値を上げて層を厚くして欲し
いと思う。
世間的には‘W杯予選では楽な試合は1試合も無い’などという
ロジックで実際に過去の代表チームは最終予選以外の格下相手にも
海外組を召集してベストメンバーで戦っていたのだが、これこそ選
手層を薄くしてしまう遠因だったし起用される選手達のモチベーショ
ンも微妙で何より格下相手のために海外組はヨーロッパとの往復で
疲弊するという害の方が大きかったのだ。
ところがマスゴミはTVの視聴率や話題づくりをするために‘代表
の試合は常に勝たないといけない’という言葉を錦の御旗に、海外
組が出場するベストメンバーを希望し現場もそれに煽られる始末。
このやり方がジーコ以来イビチャ・オシムの時代を除いて続いた
のだから当然レギュラーと控えの差が広がりチーム内に断層を生み
出すのは当たり前だし、ザッケローニの時代になると特定の選手が
いないと機能しないチームに成り下がり最後はメンバーを交代させ
ても流れを変えられない状況に陥っていた。
だからアルベルト・ザッケローニ以後のチームではW杯での活躍
だけでなく、選手層を厚くするという仕事も求められる事になって
いた。
そしてハリルホジッチが就任した直後の親善試合を見ると2試合
とも本田圭佑といえども途中出場&途中交代させるなど、分け隔て
ない起用法は心あるサッカーファンを満足させるものだった。
たしかに6月のシンガポール戦は別として9月以降の試合は海外組
のコンディションに配慮し極端に言えば時差の少ないアウェーでの
シリア戦ぐらいに限定して残りの試合は国内組で戦うべきだろうし、
それで勝ち抜けないようならW杯での上位進出はおぼつかないと
思うのだ。