祝!ホークス7年(本当は5年)ぶりパ リーグ優勝

ソフトバンクがパ制覇=7年ぶり14度目―プロ野球(時事通信) - goo ニュース

 今日 札幌ドームで行われたデーゲームでファイターズがライオンズに 4-3
でサヨナラ勝ちを収めたため、ホークスは仙台でGイーグルスに敗れたものの
7年ぶりのパ・リーグ優勝を決めた。

 福岡県民として待ちに待った優勝である。

 本来なら04年と05年もレギュラーシーズンを1位通過しているので今のシス
テムならリーグ3連覇を果たしての5年ぶりになるのだが、それにしても長い
7年だった。 

 投手力は杉内と和田の2枚看板が16勝と17勝を挙げて層の薄い先発陣を
引っ張ったし、ブルペンは摂津・ファルケンボーグに馬原のSMBに甲藤と
森福という5枚がフル回転して先発不足を補った。

 問題だったのが打線。
 毎年9月になると決まって失速する‘ブラックセプテンバー’の原因が夏場
の疲れからの故障者の続出で、特に松中が ここ数年まともなコンディションで
9月をプレーした記憶がないぐらいだ。

 それが昨年キャプテンとしてフル出場した小久保裕紀が今年も健在で、
毎年故障の多かった多村仁志も140試合近く出場できたのが松中が殆ど
活躍できなくても打線が機能したと考える。

 しかも3番を打っていたオーティズが故障すると すかさずペタジーニを獲得
したのも大ヒットだ。
 オーティズが復帰しても松中が欠場している穴をペタジーニが しっかり
埋めてくれていたのは大きい。

 9月に入って4連敗と3連敗、それも磐石のリリーフ陣が攻略されての負
けが 9月16日まで9敗中5敗と‘来るべきものが来たか’と思い、ライオンズに
マジック4が点灯していたので18日からの福岡での3連戦は下手したらライ
オンズの胴上げを見るハメになるのではと危惧したぐらいだ。

 しかも初戦で頼みの杉内が5回までに8安打され4失点するという状況だっ
たし 6回に追いついて8回に3点を勝ち越したものの、9回に馬原が追いつか
れるというまさかの状況だったのが11回に2アウトから小久保のサヨナラ
2ランで勝ったのが最終的に大きかった。

 これで勢いに乗ったホークスは残る2試合を いずれも逆転勝ちし、マリー
ンズとの本拠地最終戦でも圧勝して札幌に乗り込む事ができた。

 そういう意味で優勝できた最大の功労者として小久保を挙げたい。

 18日のサヨナラ2ランが嫌な流れを払拭してくれたと思うし試合中もムード
を盛り上げてくれる貴重な存在だ。
 本来なら松田や長谷川らに活躍して欲しいところだが小久保ら全盛時を
知っていたベテランが苦しい時に引っ張ったホークスと、若手中心で百戦
錬磨のベテラン野手が不在だったので大事な所で歯止めが利かなかった
ライオンズとの違いが出たのだと思う。

 これも何かの因縁か06年に斉藤和巳が八木との投げ合いで0-1のサヨ
ナラ負けを喫してリーグ優勝を逃した札幌で杉内がダルビッシュに1-0で
投げ勝って優勝をほぼ手中にしたり、昨年のCSで連敗した仙台で敗れは
したものの胴上げが行われるなど今年は過去の悔しさを晴らすような出来
事が多かったと思うのだ。      

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