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ジュディ・デンチの存在感が凄いので

 現在WOWOWOで007シリーズの全作品がOAされているのだが
製作から50年以上経っている事もあり、出演している俳優達の交代
多く研究開発課であるQ課の課長・ブースロイド少佐をロシアより
愛をこめてからワールド・イズ・ノット・イナフまで36年にわたっ
て演じたデスモンド・リュウェリンなどは稀有な例である。

 007の上司Mもドクター・ノオからムーンレイカーまで17年にわ
たって演じたバーナード・リーから、ロバート・ブラウンを経て初
の女上司となったジュディ・デンチが95年のゴールデンアイから
殉職するスカイフォールまで7作を演じている。

 そんな中でジュディ・デンチの存在感は、女性上司という事から
凄いものがあった。

 基本的に厳格で分析官を長年務めた学者タイプの人物という事で
007ら秘密諜報員には煙たがられているし、見るからに女好きのボ
ンドとはウマが合わない感じである。

 映画館で他の作品を見ていた時に予告編でトゥモロー・ネバー・
ダイの予告編でタイトルが出てくる前に彼女の姿を見たら‘007の
予告編か’と思ったほどで、下手すればロシアより愛をこめてに登
場するKGBのクレップ大佐のような敵キャラを演じてもいいような
雰囲気だった。

 ただしMといえば以前は執務室で007に指令を与えるぐらいだった
のがジュディ・デンチがMになってからは現場にかかわるようになり、
最後の出演作のスカイフォールでは殉職するという結末には驚いた
ものだ。

 まぁ彼女のような存在感があるMならば‘気が付いたらM交代’と
いうよりも、殉職という形になる方が相応しいとは思うのだ。

 

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