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マラソンシーズン終了

 今日の名古屋国際女子マラソンで10月の体育の日から始ま
ったマラソン・駅伝シーズンが終わった。
 今年8月に大阪で世界陸上があるので、かなり注目されて
いたシーズンだったが男女とも期待外れのようだ。
 男子は福岡での奥谷以外は参加標準を越えられず、タイム
での内定は奥谷ただ1人。それも3位にも入れない順位でだ。
 女子は高橋尚子に勝った土佐礼子などビッグネームがいる
ものの小粒になった感は否めない。
 男子はどうやら駅伝のやり過ぎがここに来て祟っていると
しか思えない。駅伝は20㌔走ればいいがマラソンはその倍だ、
ところが選手達が所属している企業にしてみれば駅伝で頑張
ってもらえれば企業の宣伝になるのでマラソンは無理にやって
もらう必要はない。
 一方で今やマラソン強化の基本になっているトラックレース
の方は日本ではマイナーなため企業も力が入ってないので本気
になって走ろうとしている者がどれぐらいいるか?
 男子マラソン復活のためには1万mや5千mを集中的に強化し
海外の賞金レースにエントリーさせる事が早道だ。
そして駅伝には調整レース程度でしか走らせない、これができ
ない限り復活はないだろう。
 女子も高橋や野口みずきのような自らペースを作ってレース
を組み立てていくタイプが見当たらなかった。
 どうしても高橋以前は集団に粘ってついて行き上位に食い込む
スタイルが主流だった、有森裕子などは典型的で土佐礼子もその
流れを汲んでいる。
 残念ながらこのタイプは現在では上位に食い込めても絶対金に
は届かない。有森や土佐が最高で銀だったのがいい例だ。
 大阪で優勝した原などは同走の渋井が遅れての優勝であって、
自ら仕掛けての優勝ではない。今日優勝した橋本も勝負どころが
かなり遅いのでこれでは世界陸上での優勝はおぼつかない。
 やはり企業マラソンの限界が早くも垣間見えているようだ。
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