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こーじ苑
タイガース・岡田彰布監督の辞任に ついて
タイガースの岡田彰布監督がリーグ優勝を逃した責任を取って辞意を
表明したようだ。
確かに開幕ダッシュに成功し、7月の時点ではジャイアンツに13ゲーム
差を付けたにも拘わらず8月以降失速しての大逆転を喫した。
確かに歴史的な大逆転負けではあるが、少々気の毒なところがある。
北京五輪では藤川と矢野に新井という主力を代表に取られ、しかも
新井はケガをしたという踏んだり蹴ったり状態。
特に新井の穴がいかに大きいかが新井不在の間に痛感する事になる。
反対にジャイアンツからは上原と阿部しか取られてないのだ。
これがペナントの行方を大きく左右する結果になった。
岡田監督に非があるとすれば機動力があるはずの打線が赤星以外は
走る雰囲気がなかったし、2番の所で送りバントをするという戦法は
チームの躍動感をなくしてしまった。
それに言うまでもないが、投手陣はJFKに依存し過ぎた感が強い。
彼ら3人は優秀ではあるが、05年以降は出ずっぱり。
特に昨年は開幕から出遅れたという事で5月の交流試合の頃に 6回
からリードされている場面でも3人を投入していた事を思い出す。
それに対し先発はMLBに移籍した井川慶の穴を埋められないので先発の柱と言える投手が出てないのだ。
こういう失態があったが、辞任するほどの成績ではないと思っていた
はずだ。
それにしても疑問に思うのが‘なぜクライマックス・シリーズを控えた
今の時点で辞任を発表したか?’である。
‘監督が辞めるので最後に日本一になって花を添えよう’というパターン
より、監督が辞任する事によって求心力が失われガタガタになってしまう可能性の方が高い。 最後に連敗して2位に落ちたタイガースに対し、何とか
3位に上がったドラゴンズとでは勢いからしてドラゴンズに分がありそう
なのだ。
04年就任以降、05年から4年連続Aクラスの監督の最後が こんな形
なら寂しい限りである。
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かつてのタイガースなら当然でしたが、ここ数年安定した成績を残せるようになったのが すぐに監督の首を切らないという事でした。
まぁ歴史的な逆転負けですから責任を取るにしても、CSが終わってからの辞任でもよかったのではと思ってしまう次第です。