結婚10周年に思う

　おかげさまで我々夫婦は昨日が結婚10周年記念日。
　という事で ささやかながら例によって自家製ケーキを作り、家族みんなで祝った
のだった。

‘光陰矢のごとし’とは よく言ったもので結婚してからの10年は あっという間に
過ぎた感じがする。

　この10年を振り返ると月並みながら様々な事があった。

　まず04年に母が急性リンパ性白血病で、08年に祖母が老衰で亡くなったので
肉親はオヤジだけになっている。

　また義兄の父で初代支局長が02年に亡くなり、私達の仲人をしてくれた先代の
支局長も我々の結婚式から9ヵ月後の01年12月に脳梗塞で倒れ左半身がマヒ
して杖をつく生活をしているなど重要な人物が欠けている。

　ただ仲人をしてくれた支局長が倒れたため本来なら02年から出席しなくても
よかった新年総会に私が毎年支局長代理という形で出席する事になり、02年・
長野、04年・富山、06年・静岡、08年・札幌と東京以外にも足を運ぶ事になった
のだが支局長の病がなければ こういう所に行く事もなかっただろう。

　おかげで本部の先生方や支局の役員の方々とも顔見知りになり05年には東京
本部講師になる事ができたし、毎年5月に開催されるセミナーでインターネットの
有効活用の一環として店のホームページを立ち上げる事になった。

　04年からネット接続をしたのだが これは妹一家が06年までミヤンマーに赴任
する事になったため連絡手段として必要になったし、その前後から東京本部の
講師達からネット接続を強く勧められていたのが理由だった。

　だから10年前の今頃は自分の店にホームページを立ち上げたり東京本部講師
になったりしている自分が想像もつかなかったし、ネットを通じて北は北海道から
南は宮崎まで素晴らしい友人ができるとも思わなかった。

　一方で披露宴で我々に花束の贈呈をしてくれた妹の長男は4月からは高校生
だし、義姉の長女は中3と子供が大きくなるのが早く感じる。

　そして幸いにして2男1女と子宝にも恵まれているのだから、いろいろと問題は
あるものの贅沢を言っていてはキリがないだろう。
　
　金色に輝く50年を迎えたいが、その時は87歳になっている計算になる。
　そのためにも健康に気をつけなければと切に思う今日この頃だ。