子供達が通う小学校では5年になると6月にもち米の田植え体験が
あり10月に稲刈りを体験し、その米で12月に餅つきが親子レクレー
ションとして行なわれる。
今年5年の次男は昨日が田植えの日で本来なら亡母の祥月命日の
お参りに坊さんが午前中に来る予定だったのが、先方の用事で午後
からになったので‘ならば’という事で様子を見に車で5分ほどの
田んぼに出かけたのだった。
田植えは1時間目から4時間目までになっており、植える田んぼも
小学校からは30分近くかけて歩いて行くので説明なども含め10:30
前ぐらいに到着すればいいと思っていた。
実際に車で探していると畦道に子供達が座って説明を受けている
ので‘今からだな’と思い教頭先生に車の置き場所を尋ねると、
既に終わったとの事で愕然とする。
田んぼを見ると確かに全体の1/4程度に苗が植わっているのだが
残りは関係者が田植え機で苗を植えているわけで、これでは子供達
も中途半端で面白味がないだろうと思ったし帰宅した次男に聞くと
田んぼにいたのは1時間足らずとの事。
そして11:00過ぎに学校に戻り4時間目には国語の授業までが入った
らしく、かなり不満そうにしていたのだった。
という事で田植えをしているところを写真撮影しようにもできな
かったので現場近くですれ違った次男の友達の母親が早めに覗いた
のではと考え、写真を撮ったか尋ねると用事ついでに近くを通った
だけだったらしい。
せっかく坊さんのお参りが昼からになったので幸運に恵まれたと
思ったら、とんでもないオチだったわけで何とも締まらない結末と
なった。