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これぞ統一戦!拳四朗VS京口ハイレベルな攻防を堪能…


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https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20221101-0275

 今夜さいたまスーパーアリーナで行われたWBA&WBC:Lフライ級
タイトル統一戦はWBC王者の寺地拳四朗が、WBA王者の京口紘人に
7RTKOで勝ってタイトル統一を果たした。

 試合は1Rから凄まじいジャブの応酬でスタートし2Rからは寺地の
スピードが上回る展開になったものの京口も負けずに打ち返す形で
試合は進むが、5Rに寺地はスピードに乗った攻めから右ストレート
でダウンを奪うが京口も反撃し何発かクリーンヒットを奪って寺地
をぐらつかせる展開。

 6Rに入ると寺地は足を使ってダメージの残る京口を翻弄する形で
手数で抑えると、7Rに京口が一旦攻勢に出た直後に右ストレートで
ダウンを奪いレフェリーが試合をストップした。

 これぞ統一戦というべきハイレベルな攻防戦を両者が見せてくれ
スピードと手数で判定なら寺地、パンチ力と突進力でKOなら京口と
いう試合前の予想だったが正しくその通りの展開。

 特筆すべきは寺地のスピードに乗った連打で、これだけスピード
で手数を出すと打ち終わりを狙いやすいのだが京口に付け入るスキ
を与えず。

 正直言って寺地は具志堅用高の13度という連続防衛記録更新を
目指していたのが昨年9月に矢吹正道から敗れた事で記録更新は厳
しくなった事が、かえって強敵との対戦の障壁がなくなり実現し
ただけでなく最近では少し錆びついていた体が今年3月に矢吹から
タイトルを奪い返したあたりで錆び落としができ学生時代からの
ライバル・京口という強敵を得て輝いた形だ。

 この日のセミファイナルで判定勝ちしたWBO王者ジョナサン・
ゴンサレスとの統一戦を両者が希望しており、日程も同じ日だっ
た事からすんなり話は進むのではないか。

 こうして見ると月並みだがボクサーは強い相手と戦ってこそ輝
く一方で、噛ませ犬のような相手に勝って防衛記録を伸ばしても
錆びつくだけという事を今日の寺地は実感させてくれた一戦だと
思う。

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