女子マラソン・若手はどうした!

 明日は、大阪国際女子マラソンが行われる。
 今年は北京五輪の代表選考レース。
 既に07大阪世界陸上の銅メダリストの土佐礼子と、アテネ
五輪の金メダリストで07東京国際女子マラソン優勝の野口
みずきの2人が当確となっているので 残る枠は1つ。
 しかもシドニー五輪の金メダリストの高橋尚子が、3月の
名古屋国際に出場するので 好タイムが出やすい大阪国際の
結果が大いに気になる。

  北京で活躍できる理想の陣容は、高橋尚子 野口みずき
土佐礼子の3人で臨むというのだが、気になることがある。
 それは、いずれもシドニー&アテネ組だという事。
 99セビリア世界陸上で2位になりシドニーに出場した市橋
有里やアテネに出場した坂本直子らが、五輪後に伸び悩んで
世界の一線から退いているのだ。
 本来なら五輪の経験を生かして、成長しないとおかしいと思う
のだが・・・・
 しかも最近は、有森裕子や土佐のような耐久型の若手は出て
きているが、高橋や野口のような勝負どころで自ら仕掛けていく
タイプの若手ランナーが いない。
 これでは世界の趨勢が自らレースを組み立てるタイプが主流に
なっている現在、メダルを取れても銅メダル。
 もしくは8位以内の入賞が、せいぜいだ。 

 今回はトラック出身の福士加代子が出場するが、大阪はタイムが
出やすい
もののマラソンはキャリアがモノを言うだけに、例え好
タイムで優勝しても‘メダルが見えた'報道は厳禁だと思う。

 

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