水虫が原因で誕生した怪獣

 怪獣出現の原因は、怪獣モノの見どころの1つだ。
 これが陳腐だと作品自体が軽く見られてしまう。
 ゴジラだと水爆実験が原因で出現するし、ラドンは核実験の
地熱の上昇で生き残っていたラドンの卵が孵化したというもの。
 また工場の廃液で巨大化したり、変電所の電気を偶然吸収し
ていて怪獣化するパターンなど多種多彩だ。
 ところが中には変り種がいる。
 登場キャラが水虫になったばかりに怪獣化したのがいる。
 それはガメラ対バルゴンに登場した冷凍怪獣・バルゴンだ。
 詳しくは以前7月2日のブログに書いたが、バルゴンの卵を
オパールと勘違いした人間達の醜い争奪戦が描かれている。
 オパールを探しに‘虹の谷’と呼ばれる洞窟へ行くべく
ジャングルに入って行くのだが、途中オパールを1人占めしよう
とする小野寺が底なし沼にはまるシーンがある。
 何とか同行していた川尻や平田圭介に助けられるのだが、
この事から水虫に感染してしまう。
 そして帰りの船・あわじ丸の中で水虫の治療を受けていたが、
その治療用の赤外線を浴びたバルゴンの卵が急速に孵化して
しまうのである。
 そうでなければ、バルゴンは短時間で80mもの大きさには成長
しないのだ。
‘風が吹けば桶屋が儲かる’という諺があるが、悪人が底なし沼
にはまればバルゴンが巨大化するという事か!
 こういったパターンで出現した怪獣も珍しい。
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