ウルトラマンネクサスに登場する防衛チーム・ナイトレーダーは、
1体目のビースト・ペドレオンに続き2体目のビースト・バグバズンを
も倒す。
もっとも合体し巨大化したペドレオンや空を飛んでいたバグバズ
ンはウルトラマンが倒したり、羽根を吹き飛ばして飛べなくしたり
という注釈付きではあるが防衛チームが2体続けてビーストを撃破
するのは凄い事だ。
基本的にウルトラシリーズでは巨大怪獣を倒すのは当然ながらウ
ルトラマンで、防衛チームはサポートしたり侵略宇宙人相手の場合
円盤を撃破するというのがパターンだ。
このパターンはウルトラセブンで確立されたわけで特に5話の
ビラ星人編で星人の円盤群をウルトラホークで迎撃し、撃墜された
円盤から出現した巨大化した星人をセブンが倒すというのがプロッ
トになっている。
ところがネクサスの場合はペドレオンの場合は当初そこまで巨大
ではない事からナイトレーダーはクロムチェスターを移動用マシー
ンとして使いディバイトランチャーで殲滅していたし、地中に潜っ
たバグバズンも同じくクロムチェスターの攻撃で撃破するのではな
く地上戦で戦い撃破するのだから凄い事だ。
これはウルトラマンで科学特捜隊がスパイダーショットやマルス
133で怪獣を倒すようなものだろう。
ただしネクサスの世界ではウルトラマンはビーストだけでなく
闇の巨人であるダーク・ファウスト&メフィストとも戦わなければ
いけないため、ナイトレーダーが第2期に登場するTACやMACの
ような防衛チームだったら苦戦は免れないので強い防衛チームの
存在は必要不可欠だったのだろう。