松井氏、NYでの人気衰えず 米球宴で解説者デビュー ダルは恐縮?(夕刊フジ) - goo ニュース
今日NYメッツの本拠地・ニューヨークのシティフィールドで行われた今年のMLB
オールスターゲームはアメリカンリーグがナショナルリーグに3-0で勝ち、
今シーズン限りで現役引退を表明しているNYヤンキースのマリアノ・リベラが8回
を3人で仕留めてMVPを獲得した。
残念ながら日本人選手はダルビッシュ有が故障者リストで岩隈久志も登板から
中1日という事で出場しなかったものの、世界最高レベルの選手達のプレーを堪能
できた一戦だった。
昨シーズン限りで引退した松井秀喜のゲスト解説も長年一緒にプレーしていた
リベラをはじめとした選手の人となりなどを忌憚なく語っていて聞き心地もよく、
8回にリベラが登板する時などリベラのみがマウンドに立ち他の選手達が敬意を
示してスタンディングオベーションで出迎えるなど日本のオールスターゲームでは
絶対にないものだと実感する。
日本のオールスターではレギュラーシーズンでは興味を示さない視聴率の亡者
である民法地上波がOAするだけでも気分が悪いのに下らないタレントをゲストで
出演させ下手すればショーまで行うのだから見た目だけは華やかなれど中身は
MLBの足元にも及ばない空辣なイベントに成り下がっている。
それにしても松井秀喜の解説を聞きながら思うのだが古巣の某チームの国賊
社長が躍起になって監督に据えようとしているのが小さく思えてくるから不思議だ。
こうしてMLBのオールスターを見ていると1試合のみだからこそ いいわけで、
いくら日本のオールスターがチャリティなどときれい事を並べても3試合も行う
ようでは ありがたみも半減だしMLBに比べて色褪せて見えるのは当然だ。
1試合しかないからこそダルビッシュや岩隈に岡島秀樹など出場できなくても
選出されただけで栄誉なのだからダルビッシュのように例え故障者リストに
入っていても あえて参加するわけで、こういうのは日本のオールスターでは
ありえないし選手だけでなくチームの上層部も‘試合に出られないなら参加せず
休養しておけ’的な姿勢になるだろう。
1試合だけだからこそ勝った方のリーグにWシリーズの開幕権を与えるといった
アドバンテージを付ける事で真剣勝負になりやすいようなムード作りができる。
リーグのプライドを賭けた一発勝負のMLBオールスターが先に行われるだけに
単なる華試合に過ぎない日本のオールスターが余計に酷く見えるわけで、にも
拘らず全く改革をしようとしない日本プロ野球の良識を疑うものだ。
だから日本のオールスターゲームの人気が年々低下するのも当然だろう。