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‘食わず嫌い’は、よくない事を実感したゴジラシリーズの機龍編

 WOWOWのゴジラ特集は海外版の2作品を含めて全30作品をOAしてくれ
たのだが、おかげで劇場やレンタルビデオorDVDで見る機会が
なかったゴジラの息子や対メガロに平成では機龍編なども初
めて見る事ができた。

 そんな中で意外に面白かったのが いわゆる機龍編と呼ばれる
×メカゴジラや続編にあたる東京SOSの2作品で、いずれも手塚
昌明監督作品なのだ。

 手塚監督作品を最初に見たのは×メガギラスG消滅作戦で当時
5歳だった甥っ子を連れて行ったのだが、大阪が日本の首都などを
はじめ設定が全く違うし何より主役の田中美里が泳いでいるゴジ
ラの背びれに掴まって発信機を撃ち込むなどのシーンでドン引き
したクチだった。

 映像自体はリアル感に溢れ迫力があったし大島ミチルのBGMも
悪くなかっただけに、先述した要素が受け入れづらかったのだ。

 個人的にはゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃が平成
ゴジラ最終作品という意識だったので機龍編になると‘またメカ
ゴジラか’と思ったし、何といってもとっとこハム太郎との同時
上映のため上映時間も短いというのも食指が動かなかった原因だ。

 ところが今回のOAされた2作品を立て続けに見ると意外に面白く
メカゴジラ最大の弱点である生きた細胞を持ち合わせ、それゆえ
暴走するなどのリスクがあるという要素も入っている。

 やはり何でも食わず嫌いというのはよくないと実感したのだが、
当時劇場で見ていたらハム太郎目当ての子供達の私語などが聞こ
えるのは避けられないため結果的に今回のような機会は貴重だっ
たのだ。

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ゴジラ映画で大出世した虫 (A-chan)
2020-01-16 23:49:06
こんばんは。
「ゴジラ×メガギラス」は、あのラドンの餌に過ぎなかった虫がゴジラの対戦相手として大出世する映画ですが、ゴジラシリーズ初のバリバリの「戦うヒロイン」辻森桐子さんがゴジラの背びれに掴まるシーンにはドン引きですか・・・・・・(苦笑)。
対ゴジラ兵器を操縦して最前線で戦う女性キャラは何人か出てきましたが(エミー・カノ―さん、キャサリン隊員、家城茜さん。三枝未希さんもゴジラの第二の脳を探知する為にメカゴジラに搭乗した事あり)、体1つで武器を携え最前線でゴジラに勝負を挑んだ女性キャラは今のところ彼女だけでしょう。
本作では女性であるところをあまり出さない人なので、アニメのキリコちゃんが可愛く見えました(笑)。辻森さんがゴジラ打倒に執着するのは、責任転嫁では無く尊敬していた上官に対する贖罪、ゴジラを倒す事で上官に報いようとする気持ちだと思いますので、私にはそんなに彼女に対して嫌な気持ちは無いです。

本作では皮肉にも対ゴジラ兵器であるはずのブラックホール砲がメガギラスという新たな脅威を呼び寄せてしまうのですよね。で、両者が倒れた後には新たなゴジラの影が・・・・・・(生きていたのか、別個体なのか?)。
これはゴジラとの共存を否定して殲滅しようとした事に対する報いなのでしょうか?前作からのテーマが尾を引いているのでしょうか?
 
 
 
さすがにゴジラの背びれに (こーじ)
2020-01-17 23:15:13
>A-chan様
 さすがにゴジラの背びれに捉まるというシーンはやり過ぎだろうと思いましたよ。

 むしろ×メガギラスはラドンの餌だったメガヌロンが取り上げられた事と、星由里子が三大怪獣地球最大の決戦以来のゴジラ映画出演というのが話題でしたよね。

 ちなみに大阪が首都に移転しているなどというトンデも設定があったのを思い出します。
 
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