オールスターゲーム雑感

球宴第2戦、全パが全セ打線を抑え2連勝! MVPには同点弾含む3安打のデスパイネ

 今年のオールスターゲームはパ・リーグがセ・リーグに連勝して
終わった。

 今年の2試合は共にTV朝日系が地上波中継をしただけでなく、
BSでは試合前に行われるホームラン競争までOAしていたわけで
野球好きの視聴者にはストレスのかからないオールスターゲーム
だっただろう。

 解説者も古田敦也や前田智徳に稲葉篤紀ら馴染みのメンバーだっ
たので奇をてらってもなく、安心して見る事ができたわけで来年以
降もこういったスタイルでやって欲しいと思う。

 それにしても一時期のオールスターゲームの中継は‘球宴’という
言葉を履き違えたような、野球に対するリスペクトに欠ける中継が蔓
延って心ある野球ファンを激怒させていたのを思い出す。

 例えばフジTVは27時間テレビの中で合間に中継を入れたりTBS
などは自局の女子アナの浴衣姿の品評会の如く女子アナを頻繁に登場
させるなど勘違いしたような番組作りをしていたのだから、この2局
には2度とオールスター中継をさせるなと思ったものだった。

 オールスターだから試合中に出場選手にインタビューできるとは
いえ、何事も程度があるし最低限のモラルは持って欲しいもの。

 ちなみに巨人の星ではオールスターゲームで星飛雄馬の大リーグ
ボール2号を打つために野村克也がわざとヘルメットを落としてみ
たり、アルトマンに至っては水をユニフォームの中に入れて空振り
した時に水をまいた形にして土煙を消すシーンがあった。

 それに対し飛雄馬は大リーグボール3号のお披露目にしていたし、
侍ジャイアンツでは明智学が番場蛮の大回転魔球の打ち方を張本勲
に伝授して実験台にするという話もあった。

 以前のオールスターは真剣勝負という雰囲気があったので野球マ
ンガでも先述したような形の話があったが、最近はショー的な要素
が強くなったため巨人の星のようなEPは作れないだろうと思うの
だが交流戦との差別化を図るとすれば日本人の好きな投手と打者の
一騎討ちをクローズアップするというのも盛り上げる1つの方法に
なるのではないだろうか。

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