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うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

梅雨ですなあ。

2008-06-04 07:40:48 | Weblog
先月は、営業日1日、4月よりも少なくても、月売上更新かと意気込みましたが、最後の3日間、天気がぐずつき気味でやや失速。

1万円ほど足りませんでしたが、月の1日平均は更新できました。

今月は、5月よりも1日平日が多い計算なので、平均は超せなくても、再度月売上は更新したい。

今年は、入梅が早いという実感はすごくあります。
梅雨は、意外に、節類や昆布が湿気を含んでいるから、計った重さ以上に、ちょっと多めに入れないと、味が弱くなると開業初年度に聞きました。

初年度は、この変化にちょっと驚きました。

最近、18時過ぎまでやってて思うに、15時過ぎると、1時間に1人ぐらいのときもけっこうある。
14時台は、まあ、そこそこになってきたんですが。

この時間の営業を切り捨てるという選択肢もあるけど、長いスパンで見ると、微増してるような気もするので、続けてるんですが、釜に入れるタイミングがなかなか微妙。

時間がないので、食べれたら何でもいいと思って飛び込んでくる人。
待ちたくないけど、時間置いたのは嫌がる人。
観光客の方は、ここまで来たら、時間があるので待てるし、せっかく観光として食べに来られたんだから、せめて茹でてから15分か20分まででないと出せない。

など、求めるものや時間の感覚が違うので、流れで変えている。

たぶん、バケツいっぱい捨ててもいいと思いながら、ずっと入れ続けていると、お客さんがしばらくしたら増えてきて、ロスがなくなるってのが、正道かもしれないけど、うちは廃棄は、1日30玉ぐらいまでにしておきたい。
採算面を考えたら、50玉捨てても、650円ぐらいの原価なので、2人お客さん増やせばいいので、捨てることが採算を悪化させることはまずないのですが。

うちは、個人の感覚としてやってませんが、これから開業する人は、セルフなら、100玉でも200玉でも捨てることは恐れない方がいいと思います。

200玉捨てても、1日2600円ぐらいのロスですが、200玉も捨てれる過程の中には必ず数万円の売上増があるはずですから。

外野からもったいないと言われようと、裸で生きるってのは、そういうことだとしか言いようがないんです。

あと、もったいないから人にあげるとかは思わない方がいいです。

うどんジムの周りでは、そういうことを考える人ほど商売はうまくいってません。

うどんジムもそうしてたんですが、一人でやる限り、毎日とりにたくさん取りに来る人はいないし、勤めが終わるのを待つわけですし、時間がたった良くない麺を印象付けることになったりするし、お客さんにあげ続けるということは、それをあげると家にあるので店でうどんが食べたくなくなるわけです。

50玉とか100玉とか施設が取りに来るにしても、食中毒とかの危険を負担しなくてはいけなくなります。
本来、売ろうと思うものには責任は持てますが、捨てようと思うものには責任は持ちにくいものです。
人にあげるというのは、意味なく、危険に近づくことになります。

確かに、あげていると、お返しにお菓子持ってきてくれたり、お客として来てくれることもありますが、そういうことに期待するのは話にならんことです。

自分で身銭切ってますし、長いこと考えてるので、他の人がすぐに思いつくことで、考慮できてないことってまずありませんが、捨てるのが一番合理的です。
安く売るよりもあげるよりも、必ず捨てる方が合理的で、利益があがるはずです。

とにかくバケツ1杯2杯、100玉200玉と捨ててるとこは、繁盛します。
というか、売れるお客が多い店にならないとそれだけ捨てたくても捨てられません。

お客が来なくて、つぶれて生活苦はあっても、捨てすぎてロスが負担でつぶれて生活苦になったお店は、たぶん歴史でも稀か、無でしょう。