内和農園ドタバタ日記

夫婦で農業の備忘録てきなことを綴ります。

令和5年 水稲 肥し散布はじめました

2023年05月01日 16時15分00秒 | 田んぼ

午後4時過ぎ、PC-30アバンス修理の道筋が見えてきたから本業へ。

基肥設計は昨年を踏襲です。
土改材はこの米価では買えないからことしも散布できないな。

ヒメノモチ、あきたこまち、コシヒカリ、出羽きらり、はえぬきは、
反(10a)あたり鶏糞8袋+一発肥し20㎏ 1袋です。

美山錦、亀ノ尾、森多早生は、
反(10a)あたり鶏糞8袋+一発肥し20㎏ 1袋です。

ふくひびき(飼料米)は、
反(10a)あたり鶏糞8袋+サンアグロ 硫黄コート一発肥し 20㎏ 1袋です。

分かる方が読むと、なんで飼料米の方が高価な肥しなんだと笑うのですが、取引業者様との付き合いです。
飼料米だけ出荷して何も買わないのはどうなんでしょうかってことで。
マイクロプラスチック対策も昨年から一層取り組み実績も兼ねてますの。

僕の営農スタイルは、液肥ベースの移植慣行栽培と無コーティング湛水中播の2本柱で進め、再来年を目途に移植縮小、無コーティング湛水中播8割にします。
硫黄コート肥料は無コーティング湛水中播の元肥にも使えるので、将来への投資です。
アフターコロナとは言え、米価上昇はこれ以上見込めないから趣味の水稲、本業はサラリーマンで食べていくことになる。

2割の移植は水持ちが悪いなどの圃場条件がコーティング湛水中播が不適切な圃場、亀ノ尾、森多早生、あきたこまち、コシヒカリなどの今となっては非多種品種の自販向けのみ移植、量産モデルは無コーティング湛水中播となります。

だらだら、書いてるついで書くと、
移植用田植え機の9割(クボタ、ヤンマー、イセキ)は側条粒状施肥の田植え機ですが、労力を考慮すると側条ペースト田植え機に軍配があがると僕は考えてます。
みんな歳をとるのです。
斜陽産業の農業、でも、水稲は機械化がとておも進んだ唯一の生産作物なんです。
それに、地域保全の観点からも部落の景観を維持するために辞めることはできない。
すると、歳をとっても体力を使わない移植スタイルは側条2段ペースト田植え機となるのです。
しかし、良いものが市場に残るわけではなく、良いものでも淘汰されるのが資本主義の性でございます。
気が付いたときにはその技術は消えているとな。

だらだら、書いたけど、今日の日記。

おうち周辺の圃場で試運転してみました。

ことしは、シバウラ SD2600くんは里帰りから帰ってこないから うちわ2号 クボタL3001DT+高北ブロキャスで肥し振り。
21a分だと鶏糞15袋+一発20㎏ 2袋いれてみたら山盛りでした。w
2回に分けて散布しないとだめだな。



2枚目2回目は、チョウさんにお願いしてダンプ乗って帰宅。
じいちゃんお出迎えへ。

そろそろ、ニプロのツインスピナーのブロキャス導入しないとだめかな。高北のギアオイル交換したらオイルシールから漏れてくるしな。





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