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励みの門

ちょっと寄り道② 理性がない。 落ち着きがない。 心に安定がない。(不安である。)

2014-08-17 03:59:20 | Weblog
ちょっと寄り道② 理性がない。 落ち着きがない。 心に安定がない。(不安である。)

り‐せい【理性】
1 道理によって物事を判断する心の働き。論理的、概念的に思考する能力。
2 善悪・真偽などを正当に判断し、道徳や義務の意識を自分に与える能力。「―を失ってつっ走る」
3 カント哲学で、広義には先天的能力一般。狭義には悟性・感性から区別され、
悟性の概念作用を原理的に統一・制御・体系化する無制約の認識能力。理念の能力。
4 ヘーゲル哲学で、悟性が抽象的思考の能力であるのに対して、弁証法的な具体的思考の能力。
5 宇宙・人生をつかさどる基本原理。

おち‐つき【落(ち)着き/落(ち)付き】
1 気持ちや態度が物事に動じないで、安定した状態にあること。また、そのような状態・態度。平静さ。「―がない子供」「―を取り戻す」
2 動いていた物事が安定した状態になること。「相場の―を待つ」「世の中が―を失う」
3 器物の座りぐあい。また、物事の調和のぐあい。「―の悪い置物」「下(しも)の句の―が悪い」
4 旅館などに着いたとき、最初に飲食するもの。
「―は御雑煮、餅(もち)は大方一人前」〈浄・傾城酒呑童子〉

おちつき‐はら・う〔‐はらふ〕【落(ち)着き払う】
[動ワ五(ハ四)]少しも慌てないで、ゆったりとかまえる。「―・って話す」

あわ・てる【慌てる/周=章てる】
[動タ下一][文]あわ・つ[タ下二]
1 思いがけない物事に出会って、ふだんの落ち着きを失う。うろたえる。狼狽(ろうばい)する。「突然の知らせにすっかり―・てた」
2 (「あわてて…する」の形で)急いで…する。「―・てて駆けつける」
[ 類 語 ]うろたえる まごつく 面食らう(めんくらう)  ⇒類語辞書で詳しい使い方を調べる
[関連語]狼狽(ろうばい) 周章(しゅうしょう)

慌(あわ)てる乞食(こじき)は貰(もら)いが少(すく)ない
先を争って貰おうとすると、反感を買って貰いが少なくなるものである。急ぎすぎると、かえって悪い結果を招くという戒め。

あん‐てい【安定】
[名](スル)
1 物事が落ち着いていて、激しい変動のないこと。「心の―を保つ」「物価が―する」
2 平衡状態に微小な変化を与えても、もとの状態とのずれがわずかの範囲にとどまること。「―のいい花瓶」
3 物質が容易に分解・反応・崩壊しないこと。「この元素は―している」

ふ‐あん【不安】
[名・形動]気がかりで落ち着かないこと。心配なこと。また、そのさま。「―を抱く」「―に襲われる」「―な毎日」「夜道は―だ」
[派生]ふあんがる[動ラ五]ふあんげ[形動]
[ 類 語 ]心配(しんぱい) 気がかり(きがかり)  ⇒類語辞書で詳しい使い方を調べる
[関連語]憂い(うれい)

提供元:「デジタル大辞泉」


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