やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

Australia,Tasmaia isl.

2018-02-21 09:43:02 | 山旅(海外)

オーストラリアの南のメルボルンから
さらに南の島のタスマニア島♪

このハート型の島で、絶滅危惧種の野生の動物たちに
会い、ゴンドワナ大陸の名残をも感じる太古の森を歩いてきた。
と同時に、ユーカリなどの新しい森も。

南極の風の吹く美しい空気で
お客さんが「かんだ鼻水が透明すぎる」っておっしゃってた。笑

なぜにオーストラリアには有袋類、単孔類が多いのかとか、
植生などの特徴も、すべてはゴンドワナ大陸に鍵がある。
知れば知るほどワクワクするの。

景色も綺麗、街も綺麗、神秘的、
その一方では、文明の中で動物たちが生きていけるのかなあとか
考えさせれる問題も垣間見た。
海岸線で捨てられる釣り針やプラスチックのゴミで死んでしまうペンギンや
年間で50万もの動物たちが車に轢かれて死んでいる現状。
車で走っていてもあちこちで、ワラビーやポッサムなどが死んでいた。
その数多すぎ。


人間のせいで急速な勢いで滅びていこうとしている動物たち・・
のことも思った。

とっても優秀な日本人のガイドさんのおかげで
いろんな動植物のことを知ることができた。





目の前で草を食べてる野生のベネットワラビー



そこらへんにいたパディメロン(小さいワラビー)





目の前で草を食べていた野生のウォンバット

この草を食べる音と、人間に見られてても動じないで
ひたすら食べ続ける姿のかわいいこと。

目の前をピョンピョンてワラビーたちが走っていったり、
ウォンバットがあちこちをノソノソ歩いていたりな世界って
おとぎの世界だよね。笑

カモノハシも

写真にはとらえることはできなかったけど、確かに泳いでいた!

見つけることのできなかった場所、
見つけることのできた場所、それぞれあって。





アフリカのサファリもなかなかエキサイティングな体験だけど、
このタスマニア島で野生動物探しも、
ドキドキするものだった。



タスマニアデビルも野生の子たちを夜に見た。
林の茂みに走りこんで行ってた。

こちらは保護施設の。





今、顔の癌がはやってて、絶滅の危機にある。

その施設の中でも傷だらけでひときわ、みんなの目をひいてた
この子は、実は一番のモテ男なの。笑
これでも・・・

ほんと、ニッポンの日曜日のおじさん?って姿なんだけど、
メスをめぐって争った証の傷は勲章みたいな感じかな。
こんなに腹を見せて、ニンニクみたいなのブラブラさせて
ほんと、かわいくて笑ってしまった。

ハリモグラ、みんなで囲んで
見てたんだけど、かたくなにその顔を見せてくれることはなかった。
怖かったかな、ごめんよぉ。



太古の森はキングビリーパイン、南極ブナ、木性シダやコケなど、
美しかった。






冷温帯雨林という、世界でもそんなには存在しない
独特の森なんだよ~

空気が美しいので
毎日意識して、体にたくさんとりこんだ!


そして、満点の星空
南十字星は、暗くなるとすぐに浮かび上がってきて見えてた



これは最初に泊まったタスマニア島北西部のデボンポートの
色鮮やかなブラフ灯台


この先のバス海峡、その向こうのオーストラアの本土と
何億年か前はつながっていたっていう。


地球神秘すぎ。

ここ(タスマニア島)には、しぱらく長く住んでみたいなあ~って思った。
料理もほんとーにおいしくてね。