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TypeR日記

愛車ホンダ・インテグラTYPE-Rと、車全般、海外旅行、京都の美味しいものについて綴ってまいります!

ベルギーのオートワールドより(5)ブガッティの名車

2009-05-06 | 自動車博物館

Bugattiベルギーに行った際に訪れた「オートワールド」の話の第5回目、今日は「ブガッティ(BUGATTI)」です。

ブガッティと言えば、「EB110SS」というスーパーカー(V12-3.5L+4つのターボで、611ps&66.3kgm&最高速度355km/L)を製作しましたが、そのルーツは、やはり、このあたりにあるんですね。

ちなみに「ブガッティ」はその後、破綻。

そして、VWが商標等を取得して、復活させています。

で、作られた車は「ヴェイロン」。

今度は8LのW16エンジンに4つのターボを装着して、1001ps&127.5kgmです。

最高速は407km/L とのこと。

「そんな速度をどこで出すのか?」なんて考えてしまいますが、実際に相当の直線が必要なようです。

もちろん、腕前もあると思いますが。。。

そう言えば、「ブガッティ」の最近のスーパーカーは見たことはありません(上の写真の車は除く)。

モナコにでも旅行をすれば、見ることが出来るかも知れませんね。


ベルギーのオートワールドより(4)BMW・イセッタ etc

2009-05-04 | 自動車博物館

Bmw

昨年、ベルギーに行った際に訪れた「オートワールド」の話の第4回目です。

他の車の話題もあり、少し間が空きましたが再開。

今回からはメーカー別で、ご報告をしていこうと思います。

今日はまず、BMW

言わずと知れた高級車メーカーですが、当然、古くから車を作っています。

写真上段の車などは、完全なクラシックカーですが、現在と同じエンブレムが付いており、ちょっと違和感すら感じます。

そして、写真左下は「BMW・イセッタ」。

1955~1959年に販売されたマイクロカーで、エンジン排気量は当初245cc、その後、298cc、582ccと拡大されました。

現在、販売されている「スマート」にはMベンツの技術が入っていますが、BMWも、この「イセッタ」を復活させると面白いような気がします。

右下の車くらいまで来れば、誰もがBMWと判別出来るデザイン。

メーカーの個性も確立しており、現在、及び、近い将来、発売する車にもつながります。

また、「駆け抜ける喜び」のコピーに代表される、ドライバーの感性や楽しみを重視した車作りは、私の様な車好きにとっては、とても嬉しい限り。

「私の手の届かない価格の車が多い」という現実はさておき、このビジネスモデルが今後も成功を収め、国内メーカーが、そのコンセプトを見習ったモデルをラインナップする。

そういった状況が続いて欲しいと思います。


ベルギーのオートワールドより(3)クラシックカーをもう少し

2009-04-12 | 自動車博物館

P7180671昨年、ベルギーに行った際に訪れた「オートワールド」の話の第3回目です。

今回は前回に続いてのクラシックカーですが、メーカー名が分からないものを12台。

何かご存じの方がおられましたら、ぜひ、情報を下さい!

前回の記事は下記のアドレスよりどうぞ。

http://blog.goo.ne.jp/typyr-nikki/d/20090407


ベルギーのオートワールドより(2)クラシックカーがいっぱい

2009-04-07 | 自動車博物館

Photo_5昨年、ベルギーに行った際に訪れた「オートワールド」の話の第2回目です。

旅行の中のフリータイムで行ったため、急ぎで展示車を見て回りました。

よって、旅行から帰ってから、じっくりと見た車も多いです。

その時に、ちょっと困ったことが。。。

車名が分からない・・・

車好きな私ですが、さすがに、このあたりの車については知りません。

普通、自動車博物館に行った時は、後から車名が分かる様、車の前の説明プレートの写真も撮っておくことが多いのですが、この日は旅行中のフリータイムに、急に行ったため、電池の消耗を考慮して、そういう写真は、ほとんど撮らなかったのです。

よって、写真を拡大し、エンブレムを知っているものを中心に何とかメーカーが特定出来たのが、こちらの車達です。

写真上段から、左→右の順で、

AUDIDE DION BOUTON(1913年)LANTIAOPELPANHARD(1937年)RENAULTROLLS ROYCESWIFT

現在も実在するメーカー、つまり、アウディランチアオペルルノーロールスロイスについては分かりますが、他については発音すら分かりません。

これらのメーカー名を口にすると、現行の車の形状が頭に浮かんでしまうため、ある意味、違和感も感じますが、歴史あるメーカーならば、こういう時代を経験しているのも当然であると思います。

過去のこういう車があってこそ、現代の車があることを改めて認識しました。


ベルギーのオートワールドより(1)ベルギーの車メーカー・MINERVA

2009-04-03 | 自動車博物館

Minerva1929今日からは、昨年、ベルギーに行った際に行った「オートワールド」の車を紹介しようと思います。

私は愛知県の「トヨタ博物館」や石川県の「自動車博物館」に行ったことはあります。

海外でも当然、行ってみたいとは思いますが、夏の旅行は一応、「家内への誕生日プレゼント」となっているので、限られた自由時間をこういう目的に使いたくない気持ちもある訳です。

そもそも、街中で車の写真を400枚も撮れば十分ですから。

でも、この時は一緒に旅行に参加された方々の後押しにより行くことが出来ました。

それは、こんな流れです。

旅行に行くと、他の参加者の方々と比較的よく話します。

で、しばらくすると皆さんが気付かれます。

Aさん:「TypeR-F1さん、今、車の写真とか撮ってましたか?」

私:「分かりましたか?」

Aさん:「そりゃー、みんなとは別の方向にカメラを向けているから分かりますよ」

私:「いやー、車が大好きなんですよ」

Aさん:「そうでしょう!まわりは全部、外車ですからね。ほら、ベンツが走ってきましたよ」

私:「あっ、そういうのではなくて、ほら、あのワゴンR、エンブレムがオペルでしょ」

・・・みたいな会話をしている内に、しっかり、皆さんに認識され、「ホテルの裏に凄く古そうな車が停まっていましたよ」とか教えて頂ける訳です。

で、この「オートワールド」についても、添乗員さんから「そういうところがある」という説明があった時点で、まわりの方々に「TypeRさん夫妻は、もちろん行くんですよね!」と言って頂き、添乗員さんは地図のコピーまで下さるわで、ご厚意に甘えることにしました。

オートワールド」はそんなに広くはないとはいえ、私が自分のペースで見れば、3~4時間コース。

それを1時間程で駆け足で見ましたが、やはり、日本の博物館とは展示車が異なるので、とても良かったです!

帰国後、調べてみると、950台のクラシックカーは世界最大のコレクションとのこと。

※下にベルギー観光局(日本語)のホームページアドレスを示しますので、興味のある方は、ご覧下さい。

http://www.belgium-travel.jp/destination/sites/brussels/brussels_2.htm

さて、今日の車は「MINERVA」というメーカーの2台。

1929年と1930年の車です。

このメーカー、今はありませんが、ベルギーのメーカー。

ローマ神話の知の女神である「ミネルバ」から取った名で、ボンネットのマスコットも、その女神になっています。

1900~1939年に車を販売し、その品質の良さが好評で、世界中の王族やアメリカの上流階級の人達に愛用されたそうです。

さすがに「我が国の名車!」という感じで、とても良い状態で展示がされていました。

こういう車の時代があって、現代の車がある訳ですが、運転すると、どんな感じなのか?

とても興味が湧いてきますね!