昨日、日産の「フェアレディZ」に試乗してきました。
当初は、三菱の「ギャランフォルティス・スポーツバック」(下記アドレスに関連記事)にも乗れないかなと思っていたのですが、タイミングが合わず、今回は断念。
http://blog.goo.ne.jp/typyr-nikki/d/20081214
「ツインクラッチ-SST」を堪能したかったのですが、残念です。。。
で、馴染みの日産に行くと「フェアレディZ」があったので、試乗をさせて頂くこととなりました。
ただし、こちらも私が興味があった「6MT+シンクロレブコントロール」ではなく、AT車。
MT車の試乗車は少ないですね。。。
用意されたのは「VersionT」という豪華グレートで、他には「標準車」、スポーツ仕様の「VersionS」、スポーツ&豪華仕様の「VersionST」があります。
走り出して、まず感じたのは低速トルクの太さ。
大きなボディをスルスルと加速させます。
それも当然。
V6-3.7Lのエンジンは、336ps/7000rpm & 37.2kgm/5200rpm です。
足回りの硬さは、「そこそこ硬め」といったところ。
私のインテRよりは、明らかにしっとりしています。
ただ、地面の凹凸はよく拾う感じ。
特に段差を踏み越えた時の衝撃が後ろから来るので、極太のリアタイヤ(245/45R18 96W)が原因かと思います。
スポーツ系のグレードだと、リアタイヤは「275/35R20 96W」と、さらに偏平になりますから、衝撃も増えそうです。
コーナリングも、そう無茶をした訳ではありませんが、ダンパーがゆっくりと動く感じで好印象。
先代の初期モデルの時とは雲泥の差です。
また、気になったのは車幅の広さ。
これは「慣れ」の問題でもありますが、感覚として、左ドアミラーの先端までの距離がつかみ難い。
昔ながらのスーパーなどに行くと、駐車場の枠が狭くて苦労しそうです。
私も、以前、「アリスト(2代目)」に乗っている時は大変でした。。。
あとは、価格ですね。
基本的に高いです。。。
さらに、3.7Lですから維持費も掛かります。
税金を考えると、「Z32」の頃の「3L-ツインターボ」の方が嬉しいです。
BMWも、「直6-3L-ツインターボ」を採用していることですし。
これについて、何か良い手はないかと考えましたが、「エクストレイル」の「クリーンディーゼル」をもって来るというのはどうでしょうか?
このエンジン、今のところ、「MT用」しかなく、「エクストレイル」でも「GT」という最も走りのグレードに設定されています。
2Lでは「フェアレディZ」としての面目が保てないというなら、2.5Lまで排気量を増やして直4-ターボにするとか?
この夏、ヨーロッパに行きましたが、向こうはディーゼル車ばかり。
ここで、「クリーンディーゼル」のラインナップを増やしておけば、将来に向けての貯金にもなると思うんですが。。。