
スズキの新型の「
スイフト」のカタログを入手しました。
テレビCMを見ていると、RS系の赤いボディカラーの車両のフロントグリル内の赤いラインが目立っており、ちょっと、マツダの「
デミオ」の限定車(もしくはオプションパーツ)を思い出させます。
大きさは先代と、ほぼ同様で、全長3840mm、全幅1695mm、全高1500-1525mm、ホイールベース2450mm。
(先代は、全長3850mm、全幅1695mm、全高1510-1535mm、ホイールベース2430mm)
デザインも、ほぼキープコンセプトで、新型の「
スイフト」と言われれば納得のいくような形です。
動力源では「マイルドハイブリッド」が初めて導入されたこと。
これによりFF車で、27.4km/L(4WDは25.4km/L)を達成しています。
「マイルドハイブリッド」は本格的なハイブリッドほど燃費は伸びないものの、車両価格を抑えられるのがメリットですね。
その価格ですが、グレードや駆動方式ごとに見ていくと次の通り。 ※税別価格
HYBRID RS/FF/CVT:156.6万円
HYBRID RS/4WD/CVT:170.9万円
HYBRID RS/FF/CVT/SP:165.5万円
HYBRID RS/4WD/CVT/SP:179.8万円
RSt/FF/6AT:157.8万円
RSt/FF/6AT/SP:166.7万円
RS/FF/5MT:147.6万円
RS/FF/5MT/SP:156.1万円
HYBRID ML/FF/CVT:150.5万円
HYBRID ML/4WD/CVT:164.8万円
HYBRID ML/FF/CVT/SP:159.4万円
HYBRID ML/4WD/CVT/SP:173.7万円
XL/FF/5MT:135.5万円
XL/FF/CVT:135.5万円
XL/4WD/CVT:149.8万円
XL/FF/5MT/SP:144万円
XL/FF/CVT/SP:144万円
XL/4WD/CVT/SP:158.7万円
XG/FF/5MT:124.4万円
XG/FF/CVT:124.4万円
XG/4WD/CVT:138.7万円 注)SPはセーフティパッケージ装着車の略
この中で特殊なのは「RSt」。
このグレードのみ、直3-1Lターボで、FFと6速ATしか選べません。
なお、このターボはピーキーにフルパワーを引き出すタイプではなく、最近、流行りのダウンサイジングターボ。
メーカーによれば、排気量1.5Lの自然吸気エンジンと同等とのことです。
他のグレードはハイブリッドも含め、直4-1.2Lエンジン(91ps/6000prm、12.0kgm/4400rpm)ですが、そこから上乗せも少なく、102ps/5500rpm、15.3kgm/1700-4500rpm。
3気筒エンジンということもあり、高回転まで回すのではなく、広い幅でトルクを出すチューニングですね。
全グレード中、私が気になるのは「RS」の5MTでしょうか。
上記の通り、ターボ車でパワーが圧倒的に上がっている訳ではないので、軽い車体(870kg)で楽しむことが出来そうです。
最後にボディーカラーですが、非RS系は上の写真の8色。
RS系は上の写真の上段の4色に、プレミアムシルバーメタリックを加えた5色です。
RS系はフロントグリル内に赤いラインが入りますが、これはボディーカラーに関わらず、全色で赤色。
これはホンダの「赤バッジ」に通じる感じで良いです。
こんな感じで、なかなか良さそうな新型の「
スイフト」ですが、走り好きの人にとっては「
スイフトスポーツ」が待ち遠しいでしょうね。