tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

i-MacのCMとBGM

2006年03月11日 22時57分19秒 | Weblog
ここ1、2週間のあいだでブログに書いた事が、偶然にもつながったので、書いてみたい。

この前、i-Macにインテルが搭載された事を書いた。確かに、インテルを搭載する事で、立ち上がりや計算、反応速度が速くなったのだが、その事によって、Mac本来の個性が消失する事を指摘した。確かにパソコンは道具だけど、単にビジネスユーズならば、Windowsを選択する方がベストであろう。グラフィックソフトの処理速度が向上するというのは確かにそうかも知れないが、DTPを最近導入し何らかの内製化を行った非印刷業、非デザイン業の会社の大半は、新たにMacを導入するというよりも、むしろWindowsを使っている。うちの会社は、AdobeのFrameMakerという大規模マニュアルの制作に適したソフトを使っているが、これはWindowsの環境だし、このソフト自体、Mac版の販売を大分前に終了していて、現在はWin版とUNIX版のみである。このテキストを書いているMacにFrameMakerをインストールしてあるけど、運用環境は、前の世代のOS9ネイティヴらしく、ソフトを起動するとクラッシック環境で立ち上がる。

それでもMacは好きという人はたくさんいる。そうした人々のインストール状況を見てみると、意外にもグラフィックザインを仕事や趣味としているのでもないのに、Adobeのグラフィックソフトの統合版であるCreativeSuitsを入れている人が多い。

次に、話はそうとう変わるが、レンタルCD/ビデオの会員になった事は既に書いた。映画のサウンドトラックの棚を見るとタイトルが豊富だが、その中で昔見た「HEAT」という作品のサウンドトラック(BGM)を借りてきた。1996年公開だと書いてあるから、もう十年だ。監督のマイケル・マンはかつて「マイアミヴァイス」で銃器関係のコーディネートをした人物。それだけになかなか奥行きのある銃器選択を行う。この映画で気に入ったのは、エンディングにかかる曲だ。これは当時、この映画のテレビCMでも使われていた。借りてきて、パソコンにインストールするが、最後のこの曲だけエラーが出る。がっかりだ、しかし、深追いして、パソコンに借り物のCDが入ったまま出て来なくなると、もっと厄介だ。泣く泣くあきらめたが、再生できるところまで聞いてみると、同じフレーズを繰り返す。CDそのものの問題か、曲自体がこうなのかは不明だけど、やはり素晴らしい。そのうち、別のチェーン店で同じ物を借りてきてやり直そうかと思ったくらいだ。

この曲のタイトルは「God Moving Over The Face Of The Waters」。Mobyという人のプロデュースだ。日本の映画は大部分が、その映画の為に作曲されるオリジナルのサウンドトラックだが、外国の映画によっては、既存のものを持ってくるというのがある。しかし、外せないのはオープニングとエンディングだから、この映画のための新曲を設定しないのは少し意外だ。

ようやく今日の話になるが、夕食を取っていると、テレビでインテル搭載型 i-MacのCMをやっていた。パソコン本体とナレーションのみのシンプルなCMだが、流れている曲を聴いて、「あれ?」となった。

先に紹介した「HEAT」のエンディングである。

あのAppleまで使うのには驚いた。

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