tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

新店開店

2005年11月22日 23時29分41秒 | Weblog
「昨日の日記」三部作完結編(のはず)。
そのため、ネタは昨日の話。

大阪にはジュンク堂書店が3店舗あって、大阪店はかつて西日本最大と言われた時期があった。今はどうか知らないが・・・。ただし、大きな店舗面積を確保するという至上命題から、駅から少し離れた場所に建てられた。おかげで少し遠い場所にあるという感覚がある。

本屋は今、その立地条件において二極分化していると言える。一つは駅前のような便利でアクセスしやすい場所。もう一つは、郊外のような広い土地が確保しやすい場所。どちらかと言うと前者の方へ傾いているともいえる。ところで、大阪店はビジネス街の真ん中にあっても、アクセスしやすいとは言いがたい場所だったから、駅の近くに作りたいと考えるのは(本屋の経営陣から見れば)当然の成り行きだった。そこで、あの大きな大阪店の目と鼻の先である場所に作ってしまった。

それがジュンク堂梅田店である。

リンクした地図を見ていただければわかるように、本当に近くである。
しかし、店舗として指定した場所は、ホテルの中であり、ホテルの中にブティックなどのショッピング街を作り、そのテナントとして入店したものだから、あまり目立たず、実際に行ってみると閑散としている。また5階とかなり上のほうまで行かなければならないのも不便だ。

このくらいまで上のほうになると、まず、雑誌を買いにくる客はほとんどいないと考えてもいい。実際、私も書店づとめの時代に、9階と言う場所の店舗で雑誌担当になった人間のレポートを見たが(勿論ワープロ書きではない、手書きのコピーだ・・・おそらく業務の合間に書いたのだろうが、これがすごく嫌だった)、その涙ぐましい努力は一言では語れない。ちなみに雑誌は開店するまでに並べるのが普通であり、漫画はヒモかけがある。せいぜいそのくらいのボトムアップしか望めないくらいであった。

と言うわけで、専門書に期待をかけるが、どうも望むようなものがない。そもそも、広い店に見慣れた私にとっては、その敷地面積ゆえに、数が限られているようにも思えるのだ。あとオープンしてから9日後に行ったからかも知れない。存在は知っていたが、あまり興味は持たなかった。

なんか場違いなところに店を出したと言う印象もある。

でも神戸の方ではダイエーの中にテナントとして入っている例もあるから、そのうちヨーカドーあたりに入るときがくるのかも知れない。

少し興ざめだが。

最新の画像もっと見る