tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

紀元節

2006年02月12日 01時17分56秒 | Weblog
エアーガン規制のヘビーな話が続いたのでその関連は少しお休み。
今日はいつものズッコケ日記だ。

さて、昨日2月11日は建国記念日。国民の祝日に家の軒先を見ると日の丸をかけている家が多くある。最近はこういう家が多くなってきた。うちでもかけようかといっているくらいだ。

かつては紀元節(きげんせつ)と呼ばれた日。その由来は、初代神武天皇が、奈良の南にある橿原神宮(かしわらじんぐう)で即位した日と言うことだ。ただし、神武天皇が実在したなら、縄文時代中期の人と言うことになるらしく、実在の可能性は極めて薄いらしい。

ちなみに、この神聖なる記念すべき日(自分で言っていて笑える)、この橿原神宮には、多くの右翼関係者が集まり、盛大に祝うらしい。妹の前に務めていた会社の部長は、右翼ではなかったけど、これほどまでに精神的かつ厳粛な儀式(時代錯誤とも言う)を見ていると面白いといって、毎年「見物」に行くとか。

そういえば、昨年は日露戦争から100年目と言うことで、なんか良くわからないが、「日露戦争戦勝100年記念」パーティーと言うものが東京で開かれたらしい。雑誌で見たのだが、一体どこの団体が主催し、どんな人々が集まったのか良くわからないが、若い人が多いのが印象的だった。この時代は司馬遼太郎が「坂の上の雲」で描いていて、この本は、大国に日本が勝ち、エネルギッシュに動いた時代として印象的に取り扱われる。ある意味では、不況が長引き、自信を失った今日の日本と比較して、「古き良き時代」と言うように取り扱われるのだが、他国侵略で自信を持つようなチャチなアイデンティティを称揚するならば、その思考に関しては、あまり良い印象をもてない。だから、私はいまだこの本を読んだことはない。

なんか良くわからなくなった。とにかく、建国記念日だったので、右翼関連の話を二つしただけだ。

ちなみに今日は、家族とそばを食べに行って来た。奈良では最近蕎麦屋が増えてきた。玉石混交だが、なじみの店が何件かある。今日行ったところは初めてのところ。店の前は「蕎麦きり 彦衛門」(奈良市あやめ池南6丁目5-38 0742-53-3697)。新しい店だが、インテリアにこっていて、現代風でもなく昔風でもない、和風のたたずまいだ。蕎麦は絹びきとあらびきの二つにおろしやかもなんなどをそろえている。蕎麦の太さは不均等だが、かたさと味はなかなか良い。メニューを見ても、蕎麦屋の範疇を逸脱していない。ひどい場合には、天丼セットなんていう店もあるから注意だ。この近くにも蕎麦屋でスタートした店があったが、二回目に行った時はひどく味が落ち、お昼の天丼セットなんていうのがあった。今日近くを通ったら、店がなくなっていた。そんなもんだろう。

最新の画像もっと見る