tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

だれでも持っているもの

2010年03月03日 21時14分54秒 | Weblog
パソコンの話はお休み。

さて、今持っているビジネスバック。要は会社用のカバンだが。確かに安かった。6500円だった。どちらかというと、カジュアルにも使えるものである。ポケットが多くて、ショルダーにも出来る。

この前に買ったカバンは最悪だった。見た目に小さいが、パソコンも入るしっかりとしたものだった。15インチのパソコンを持ち運ぶから、それなりの大きさと、中には緩衝剤が入っている。

買った時は、勿論パソコンなんて入れて試さないから分からない。その時点で「このカバン、パソコンが入る割には薄い」と喜んでいた。
ただ、入れてみるとそれなりに厚みも出て、大きなバックになった。正直言って持ち運びするにはスゴクかさばる。古いMacを持ち運ぶから本当に厚みが出て、しかも重たくなる。実際、ノートパソコンを持ったビジネスマンは、私たちの子ども頃のあこがれだったが、実際その歳になって、仕事に出るとパソコンの重さが身にしみる。同僚もパソコンは重さで選んでいるようだ。モバイルタイプは本当に使いにくいから、ノート、それも13インチになるけど、それも結構な重さだ。持ち運びをする人間の間で重さは重要な要素になる。

今日、とにかく予算を使い切ってしまわないとという感じで買ったMacBookProの13インチが来たけど、大きさの割に軽いとは思えなかった。まあ、私のものになる訳でもないし。

なんかパソコンの話になった。

さて、ビジネスバックの話に戻す。ここ数回カバンには恵まれていないのだけど、わりと「今回のは良いセン行くのでは?」と思った。このカバンを選ぶにあたって、デパートにも行ったが、結構なお値段だった。そこで安くて、デザインも悪くないものを選んだ。このカバンの先代はリーガルでもらったロゴ入りの、ポケットが一カ所しかないようなものだった。

それも、他の誰かが持っていて、しかも「あのカバンと同じ」という実に気に触る指摘を他人から受けたことが、きっかけになって買い替えた。

そう、誰でも持っているものはあまり好きじゃないのだ。エアーガンでも一時期M16やMP5を誰でも持っていた時期があった。でも、それなりの理由があって、使いやすく、信頼も高いというのがその根底にあった。しかし、誰でも持っているものは持たないというのをどこかで植え付けられたから、実にマイナーな路線を走ったことがある。その中で良いものはあったし、それは大事に使ったが、実際、多くの人に受け入れられないものには、それなりの理由がある。

なかなか本論に入れない気がする。

で、満を期して買ったカバンだが、持ち始めてここ半年ほどの間に、同じカバンを持つ人間に会った、というか、こちらが見つけた。相手が持っていると、どうしても隠してしまう。実に多くの社会階層の人間が持っている。

とある大学の経理課の課長さん。高校生の娘と一緒に出勤している裏寂れたサラリーマンのお父さん。まだ十分な給料を持っていなさそうな若手の会社員。明らかにカネのなさそうな学生。実に様々で、気に触る。

夜、家族に話すと大笑いになった。確かにブランドもののバックを持った集団がウロウロしているのとは、少し事情がことなる。こっちは完全に大量生産品だ。実用のみで見れば、それなりなんだけどなあ。

高くとも少しブランドものを持った方が、私には良いみたいだ。

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