tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

価値判断の研究

2006年07月04日 23時54分49秒 | Weblog
文化社会学と社会心理学の泰斗、見田宗介先生がこのタイトルで書いていたような。欲しい本の一つだったが、数年前ジュンク堂で見たきりで、その後見かけない。amazonなどで検索すると、この本の評価は非常に厳しく書かれている。ほんとうのところは、読んでみないとわからない。

さて、私のネタは、昼休みの外食に関する価値意識という、見田先生の本とはまったく関係がないところの提起だ。

さて、人によってさまざまで、そのとき財布にいくら入っているかで決まるのだが、昼休みの食事にいくらかけることができるかということだ。大体、この価値機銃は、おおむね次の二つに分かれる。すなわち、

「100円でも安く食べることを目的とする」

考え方と

「100円出したら、更にうまいものが食べられるので、こっちで行く」

という考え方だ。要は、前者の考え方は所得が低く、あるいは月々の出費が多く、弁当はもてないが、外で食べるしかなく、そこでも金を浮かさざる得ないという人々である。正直なところ、DTP業界では毎日の昼食を牛丼ですごさねばならない人間も少なくない。また喫茶店のランチメニューたる、少ないスパゲッティで空腹を満たさねばならない人間もいる。

だけど、私の場合、どちらかというと後者の考え方に近い。とはいっても、昼食の値段にも相場というものが存在して、1000円を超えたら、高いと思うことが多い。私にとっての相場は、大体700円から800円である。ここから100円の内外という話だから、対してすごいことでもないだろう。実は大阪の中心では、「安かろう、悪かろう少なかろう」というのがほとんどなくて、この700から800円というのが確たる相場で、この値段でありながら、「たいしたボリュームではない食事」と「確実に内容のある食事」が確実に線引きできるほどに、玉石混合な状況である。従って、ほとんどの人間にとってみれば、後者の同じ位のお金を出して、納得のできる昼食を取ることができる店を探すというサバイバルが、日々繰り返されるのである。

ちなみに本日の私の昼食は、「焼きそば定食」。この選択はまったく悪くない。というのも、焼きそばの中に、そば、キャベツ、にんじん、豚肉、もやし、ピーマンなどが入っていて、そばと野菜炒めを一緒に食べているようなものだ。またそこへご飯と味噌汁と漬物というお決まりの組み合わせがついてくる。量はそこそこだが、確実にお腹が一杯になるのだ。これで780円だ。まあまあな昼食である。更に100円足して何か別のものを食べればよかったという考えも起こらないくらいに満足できる。

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