月子日記

思うこと、好きなもの

明日は卒業式。

2011-03-14 19:51:52 | 思い
今夜、また田舎へむかいます。

あしたは娘の中学卒業式です。

去年のいまごろはまさか、登校することのできなかった
中学校から卒業するとは思ってもみなかったけれど。

娘は今日、成績表をもらったみたいで、
社会と国語に4がついてた、数学も3だった、と
すごく喜んで電話してきた。

ほんとうによくがんばったと思う。

本人の頑張りと努力それ以外のなにものでもない。

1年半も学校へ行かず、家でもまったく教科書を見ることも
なかった娘。
わたしがどんなにお尻をたたいても動くことはなく、
いうことをきくことはなかった。

そして、わたしは正直、いちかばちかの気持ちで去年
街へ転校させることを決めた。
わたしは夫と入籍したときは正直、まだ3月で田舎を去ると
いうところまでは考えてなかった。
別居を続けても、結婚したいと思ったし、夫もそう思ってくれてた。

でも思い切って、娘を連れ出そうと思った。
もしかしたら、変わってくれるかもしれないと。
そうでもないと、同じ学校へは娘は絶対に登校しないと思ったから。
このままでは高校も行かず、なにをやる気にもならず、
もんもんと引きこもりを続けるかもしれないと思ったから。

娘にしたら、わたしについてきたはいいけど、
知らない街に来て、知らないひとたちとの生活はなかなか
苦しかったと思う。
いじめみたいな洗礼も受けた。
でも娘はすごくいい友達にめぐまれ、先生にめぐまれ、
学校生活の楽しさを発見していった。
そして高校へ行きたい、勉強したいと言い出した。

夫との暮らしはうまくいかず、結局田舎へ帰って
わたしとは別居になってしまったけど、
娘は屈することなく、勉強をし、高校受験をし、
いよいよ明日は卒業する運びとなった。

ほんとうにうれしい。
わたしはわたしで娘には申し訳ないと思いつつ、自分の選んだ
人生の生き方を貫く姿勢を示してきた。
もちろんこれからもそうだ。
でも娘は一生わたしには子ども。遠くにいる長男、娘と暮らす
高校生にして世帯主にされた次男も、3人ともどんな状況に
なっても変わらない、子どもたちです。
ひどい親だと思って、将来、ひとりで年老いたわたしを
知らんぷりしてくれたって
わたしはぜんぜんかまわない。

わたしが子どもたちをどこにいても、どんなときも
自分の子どもたちなんだと思う限り
もうそれで十分なんです。

どこかで自分の生き方を見つけ、自分らしく生きてくれたら
それでいい。

わたしはわたし。

母は母。

こんなんですが、ずっとそうだよ。

娘よ、ほんとうに、卒業おめでとう。
あなただけは一般には当たり前に近い中学卒業がこんなにもおめでたいです。
がんばって、今夜かえるよ♪

娘がしきりにかっこいいという、ハマーで卒業式行きます♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする