ROOM 402

日々多くを思うものですがその思いはすぐにきえて忘れてしまうものです。忘れられない想いや日々の出来事を書き綴ります。

比肩

2008年05月27日 | WEBLOG

私もあと数年で50歳になる。
50歳といえば立派な大人だ。
しかーし、私はちゃんとした50歳なのかといえば疑問だ。
数年前までは朝から晩までスーツにネクタイだったが、
メタボから回復した今では毎日GパンにTシャツだ。
まるでいまどきの大学生のような格好で毎日を過ごしている。
でも、50歳で流行のファッションに身をつつんだキメキメ親父ほど
格好悪いものはないと思うので外見はまーどーでもいいか。
それじゃ、社会的にどうかというと、これはまったくダメですな。
一応、家族、子供、持ち家はあるものの、
ロータリークラブにも顔はださないし、ゴルフもやらない、
会社とかのつながりが嫌いだから好きな人としか会わないし、
基本的に好きなことしかやらない。
これじゃ、ダメですな。
でも、いつ頃からかもう他人と比べることとか、競うこととか
止めてからなんかどーでもよくなってしまったわけよ。
他人と比べたり競ったりは悪いことばかりではなくて、
意外にも底知れぬパワーを生んだり、自分の力のなさを思い知らされたり、
身の程を知らされたりと役立つこともあるんだけどもういいやな。
人と話していると、人というのはどーしても相対的に思考する人が多いから
どーしても対比してしまう。どちらが多いか少ないか、得か損か、有利か不利か、
どちらが金持ちか貧乏か、頭がいいか悪いか、いいのか悪いのか。
でも、いまさら私にはどちらでもいい、というかどーでもいい。
早くこの人と比べる地獄から抜け出したいとばかり考えていたよ。
でも、どこに行っても、誰と話してもこの対比地獄からは抜け出せない。
人はどーしても自身の位置を確認したいがために人と比べることをする。
なんと浅はかなと思うのだが、ほとんどの人がそうだね。
そうでもしないと不安なのだろうな。
自分が今、どこに立っているのかわからない人が多すぎるのかもね。
人と比べることを比肩ともいう。
丁度どちらのほうが背が高いかと相手との肩を比べる様なんだろう。
比肩をしないということが私にとっての歳相応なのかも。
もう、いい加減に比肩はいいやね。

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