ROOM 402

日々多くを思うものですがその思いはすぐにきえて忘れてしまうものです。忘れられない想いや日々の出来事を書き綴ります。

限りなき物欲

2007年03月17日 | WEBLOG
とにかく我慢できない性格なので困ったものである。街中を歩いていても自分の触覚に触れるものはとにかく欲しくなるのである。文房具、家具、カメラ、バイク、ノート、バッグ、洋服、自転車、小物、時計、本、CD、DVD、スポーツ道具、パソコン、車、美術書、写真集、調理器具、椅子、ミニカー、入手困難な焼酎、懐中電灯とどれもこれも見境がない。もちろん、そのどれもが買えるわけではないので99%は買わずに我慢するわけだが、常にお気に入りのノートブックには買いたいものリストがワンサカと列挙されている。通常はそのノートに欲しいモノを列挙した段階で気持ち的にも済んでしまうものなのだが、中には最近のコルナゴ(自転車)などのようにノートだけではおさまりのつかないくらい欲しいモノもでてくる。そーいう時はなんかイヤな気分の時などにポーンと気前良く買っちゃううわけで、私はそれが自由にできる時にたまらなく幸せな気持ちになったりするのである。それでも先に挙げたモノなどはまだまだ小物なほうだ。近頃は家が欲しくて欲しくてしょうがないのでとても危険な状態にあると思っている。

家、つまりハウスである。私はマンション派ではなく家派である。ニューヨーク時代から現在までマンション暮らしを余儀なくしているが、私自身は車2台(1台は自家用もう1台はスポーツカー)、バイク2台(1台はスクーターもう1台はモト・グッツイのグリーソ)、自転車6台くらい入り整備スペースもちょこっとあるようなガレージのあるデカい家が欲しいというのが本音である。映画・音楽好きなのでオーディオルームははずせない、そして収納スペースはたっぷりでなくてはいけない。モチロン、書庫も書斎も必要である。家族のために広いリビング、キッチン、子供部屋、客間なども必要であろう。大体、私の希望がかなう家というのはいくらぐらいなのだろうということで、本屋などで調べてみるのだがいつもそこで現実にかえり家路につくのが帰宅のパターンである。

家を買う前にオマエの今の生活をナントカしろ!という現実の冷たい仕打ちである。

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2 コメント

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しょうがないですねぇ! (鎮目 浩二)
2007-03-19 10:36:57
人間誰しも欲しい物を全て手に入れたいと言う欲望は在る者です、しかしながら其れを実現出来る人間となると殆ど居ないのが現実です。私でも欲しい物は沢山在ります、本はもとより”都会のマンション”、”京都の嵯峨野の別邸”、車、庭、本棚、、等々まだ沢山在ります。でも最近思うのですが特に西行などの先人はあまり”物欲”が無かったのです、まぁ流離の詩人で在って見ればの話ですが。
個人的にも最近の生活は困窮を極めてますが長い年月を掛け集めた書物を読みながら温かい部屋で過ごす時間が結構充実しているのでまぁ良いか等と考える時もあります、結局何が一番必要なのか考えると”時間”
が一番必要なのではないでしょうか?。
空虚な時間ほど無意味なものは無いんじゃないかと思うのです、埃を叩いて古き書物に囲まれて過ごす今の私の生活は其れはそれで満足しえるものなのです。
勿論”物欲”は否定しないし欲しい本が買えず悔しい思いをする事はしばしばです、でも何処かの時点で納得しないと限が無いと思うのです。
今はちょっと良い感じで日々を過ごしております。
PS:飲み会は何時にしましょうかね?
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Unknown (402)
2007-03-19 18:31:06
鎮目さんは物欲とは無縁かと思っていましたが、少なからずあるようで安心しました。空虚な時間ばかりを浪費している小生ですが、少なからず生きた時間を活用したいと考えます。確かに時間だけは誰にも公平にありますね。単なる時間、意識的な時間、無意識的な時間、観念的な時間のそれぞれが混ざり合い個人の意識を形成していると考えます。お酒を飲んでいるとき、楽しい時は矢のように時間が過ぎ去り、楽しくない時、仕事をしているときなどは時間がとても長く感じられます。それでも同じ時間なのですから不思議なモンですね。
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